2011.07.14 Thursday
13日。セッティング偏向
朝一番に近所に住む先輩と打ち合わせ。トレボンという珈琲屋さんは僕が大学に入る前からだから、30年以上、この地で
営業している。マスターも歳を取らない人のようだ
前日に入手したこのギア板。'80年代後期のシマノ製カセットコグをバラしたものだ。歯数が18の18Tというもの
歯先の加工を見ると、変速性能を上げるための工夫が見て取れる
例によって研磨剤で磨いて組み込む前の下準備をした
左:ここ3年はパーツ構成を含め、何も変えていない
中:リアコグは16T
右:フロントのチェーンリングは36T。このギア比だと都内を走り回る限りは快適。オフロードでは登りが辛い
BB(ボトムブラケット:銀色の唇が付いているところ)はエキセントリックとよばれるタイプでクランク軸部分が
偏向していてチェーンの張り具合を調整できる。シングルスピード専用フレームでノーマルのドロップエンドを
使うために採用した。16Tの時はBB軸がフレームの真下あたりにある
コグのロックリングを外そうとしたが、スプロケット外しの工具を持っていなかったので古いチェーンで代用する
つもりだったが、手で押さえられるようなものではなかった。失敗
試行錯誤の末に、BBツールとチェーンの組み合わせでなんとか外すことが出来た。工具は買わないな。これで事足りる
左が取り付ける18Tのコグ。径が大きくなった分、エキセントリックBBの調整だけで足りるのか不安になる
交換。ギリギリながらなんとかBB軸の回転だけで済ませることが出来た。少し張りが強いので後日にでも一コマ分の
チェーンを足したいところだ
BB軸をフレームの後ろ側に寄せてあるのがわかるだろうか
完成。今日の午後は渋谷への納品に使ってみる予定だ。山用のギア比になったから進まないと思うけど