2010.05.30 Sunday
マイ・ファースト・ロードバイク
これは僕が初めて乗ったロードバイク。「KOGA-MIYATA」というのは
MIYATAのオランダからの逆輸入バージョンだ
実は2年以上前に倉庫にしまいっぱなしだったこのバイクを綺麗にしようと思って
玄関に置いていたのだったが一向に進んでいなかった。少しずつパーツを整備して
レストアしようとしていたはずだったのだが・・・。本日意を決してフレームだけでも
磨き上げることにしたのだ
フレームサイズは560mm。実測で545mmくらいか。理由はこのフレーム、
1980年代初頭に話題となったシマノのエアロコンポーネント、AXシリーズ専用の
ものだったから。ペダルは「DDペダル」と呼ばれた、シャフト位置と足裏のギャップが
無くなるよう設計されたもの。ペダルシャフトがペダルを貫通していない。フレームサイズの
差はこの構造だからだ
ダウンチューブのサイズ表記の下にある出っ張りはシフトレバーを取り付けるもの
トップマウントと呼ばれたシフトレバーの取り付けも空力を考えてのものだった
純正品ではないが、ハンドルバーはチネリのGIRO D'ITALIA。この曲げ具合が
美しくてファンも多かった
バーテープは今は手に入らない「OFF THE FRONT」のもの。このプリントのものは
滑りにくくて薄さも丁度良かった。再使用できるかどうか
ヘッドパーツはシマノ600EXのもの。独特の形をしたロックナットが美しい
確か、これ専用ののヘッドスパナをBMX-RIOのマキタ氏にいただいたのだが・・
発掘しなければ
写真右は、当時一番コンパクトで美しかったサイクルコンピュータのセンサーと
ハンドルマウント。フォークエンド近くに取り付けるタイプのセンサーは今見ても
スッキリしている。AVOCET 30、今見てもいいデザインだがどこかにしまい込んでいるようだ
シフトレバーをトップマウントとしたのでボトムブラケット付近も独特だ。ケーブルリード
のためのダボが溶接されている
ボトムブラケットも今のようなカートリッジの味気ないものよりも、こういうのが
好みだ。自分で微調整が出来るところがいい。B.B.下の肉抜きも美しい
傷だらけではあるがなんとかピカピカになったのでフレームのみを倉庫に運ぶことにした
先日入手したロングテールバイクのアクセサリー、ワイドローダーを使ってみる
フレームに差し込んで、穴からポッチが出るのを確認して(写真左)
ベルクロをフレームに巻き付ければオーケーだ(写真右)
かなりの車幅になるので注意して走行しないと危ないだろう。先日踏切の遮断機が
ヒットして右側のLEDがもげてしまっていた(写真中)。職場に着いてから気付いたので
回収ならず。バランス的に2つ付いている方がいいので調達しなければ
フレームを載せてみた。フリーローダー(サイドバッグ)だけでも運べるのだがワイドローダーだと
バッグへの負担は軽くなる。荷物の揺れも無くなるので乗っている分には安定している
ただ、常に付けっぱなしというわけにはいかないので出番が来るまでは右側のバッグに収納するのがいいだろう
運び終えたのでそのまま桜台のオオナミさんまでパンを買いに行った
そうそう、ワイドローダーの角に反射素材のシールを貼った方がいいだろう
夜間の車対策になる。これは必要