2003.08.30 Saturday
引きこもりの一日・マスター失格と言われた日
このところ、休みというと一日中引きこもることが多い。今日もそういう過ごし方をしてしまった。
起きて、パソコンをのぞいて「万人日記」を読ませていただく。布団に戻って寝転びながら本を読む。眠くなってきたらそのまま眠る。目が覚めたら再び本。
休みの日は朝ご飯をパスすることが多く、昼ご飯らしきものを摂る時にビールを飲んでしまう。そうして眠くなり、布団で本を読みながらまた眠ってしまう。気が付くと夕方という日もざらにある。
起きて、暫くぼ〜っとして、それからさっぱりしようとしてシャワーを浴びた。酒屋にビールを買い出しにいって飲み始めた。
20時頃、遠くから「ど〜ん」と花火を上げる音がした。豊島園で打ち上げているのかなあ、と思い、見えたらラッキーかなと思いマンションの屋上へ。
豊島園の方角を見たがそれらしきものは見えない。建物も邪魔をしている。8階立てのマンションで、回りにあまり高い建物はないはずなのだが。
エレベーター室の上にあたるもう一階分高い所に登った。音が聞こえた方向を見ると、遠くで花火があがっていた。豊島園とは違う方向だ。
その右側でも違う場所で花火が。暫く眺めて部屋に戻った。ビールとつまみでも持っていって、ゆっくりすれば良かったな。
話は変わるが、今年も11月に行われる“MTBフェスティバル”の案内が届いた。
毎年、文化の日あたりに緑山スタジオで行われるこのイベントも、仲間うちで楽しみにしているイベントだ。毎回行って、走って、飲んで、疲れてお腹いっぱいという感じだ。もうこのレースの時期だなーと思うくらい季節物になってしまっている。エントリー用紙を眺めていたら一昨年のレースでのことを思い出してしまった。
その年の“MTBフェスティバル”は11月3日に行われた。僕達“そるとぴーなつ”の面々は、毎年ソロクラスで走るのだが、年齢別のスタートのため毎回午後2時ごろまで待たされてしまう。当然(?)待ちきれずにビールを飲んでしまう。そして本番ではヘロヘロになるメンバーが続出なのだ。
今年は「それではイカン!」ということで、全員ペアクラスに出て午後はマッタリしようではないか、ということになったのだ。そうしてペアをどうするかで盛り上がったのはいうまでもないのだ。
このイベントについては何ヶ月も前から、“そるとぴーなつ”のカウンターで盛り上がっていたのだが、イベントが近づくにつれ、友人Hiroshiさんのホームページでも盛り上がりはじめていた。
Hiroshiさんは、スキー、MTB、キャンプと一年中外で遊んでいる多趣味な人で、掲示板でもレース当日おでんを作ることを書き込んでいた。僕はいつもご馳走になってばかりなので、こう書き込んだ。
「明日は 投稿者:ジョニー 投稿日:11月 2日(金)22時36分26秒
コーヒーセットを持っていきます。レース後のアルコールが一段落したら、コーヒーをどうぞ。自宅で使っている物一式持っていきます。明日の午後は、マスターと呼んで下さい。」
そして当日朝、予定より30分早起きしてコーヒー器具を洗った。レースの準備も終えて集合場所へ。車2台で緑山に向かう。
待ち合わせのセブンイレ ブンでHiroshiさん一行と合流。買い物をすませ、現地入り。タープを張ったりテーブルをセットしたりしているうちに、同行のXさんにも「ジョニーマスター」などと 呼ばれたりした。
そうこうするうちに、試走の時間が終わって、出走まで時間があり、案外寒いのでコーヒーをいれることにした。
マコトさんにお湯をお願いして、テーブルの上に道具を広げる。バンダナに包んでおいたポットやフィルターなどを取り出す。
その時僕の頭の中をショックが駆けめぐった。マコトさんに「フィルターペーパーを忘れて来ちゃいました」と告げる。お湯を沸かすのをやめて、レース後にコンビニに買いに行こうと思っていたら、マキシマさんがまだ来る途中だという情報を得た。急いで携帯に電話して買ってきていただいた。
ようやく準備が整い、再びマコトさんにお湯をお願いした。さっき仕舞ったばかりの道具を再び広げる。黒光りするコーヒー豆を確認しながらコーヒーミルを取り出そうとした。そして、僕の体をさっきの100倍くらいのショックが走った。
マコトさんに「ミル忘れちゃいました」と言うと「最低」という返事が返ってきた。レース前に激しくテンションが下がってしまう。
気が重いままレースを終えて、みんなでピットを撤収しブースに戻った。タープ の下でリラックスしているHiroshiさんやXさんに正直に「すみません。ミルを忘れました」と謝った。そうしたら「マスター失格だ!」と言われてしまった。
Hiroshiさん夫妻が用意してくれた、おでんを戴きながら(すごく美味しくて、持っていったカップ麺を食べる気がしなくなった)ビールを飲んだ。
みんなが一通り飲み食いして、のんびりしだしたころ、僕は思い付いたことを始めた。そしてマコトさんにお湯を沸かしてもらった。
バンダナにコーヒー豆を多めに包んでプラハンマーでたたき始めた。中を時々見ながら超粗挽きまで砕いて、豆の用意は出来た。お湯が沸くのを待ちながらペーパーフィルターをセット。お湯をポットに移して、残りでフィルターにお湯を通す。バンダナから、こぼれないように豆を移して、ゆっくりお湯を落とす。豆全体に行き渡ったら少し蒸らして、お湯を落とし始めた。超粗挽きなのでゆっくり落とす。ポットのお湯を全部注ぎ終わり、後はマコトさんにお願いしてトイレへ。列が出来ていたので並んで用を足した。
戻ると、次のお湯を沸かし始めていた。けっこうおいしいと、“そるとぴーなつ”のマスター。案外飲める物が出来たらしい。
結局評判が良くて、豆を3回も砕いて飲んでもらうことになった。 おまけに「叩き割りミル珈琲」というネーミングもいただいた。
毎年このレースに行くと、仲間にこの話題を振られてしまう。今年もその時期がやってきた。楽しみだ。
今年もいい時間を過ごせそうだ
Tuck & Patti / One For All
起きて、パソコンをのぞいて「万人日記」を読ませていただく。布団に戻って寝転びながら本を読む。眠くなってきたらそのまま眠る。目が覚めたら再び本。
休みの日は朝ご飯をパスすることが多く、昼ご飯らしきものを摂る時にビールを飲んでしまう。そうして眠くなり、布団で本を読みながらまた眠ってしまう。気が付くと夕方という日もざらにある。
起きて、暫くぼ〜っとして、それからさっぱりしようとしてシャワーを浴びた。酒屋にビールを買い出しにいって飲み始めた。
20時頃、遠くから「ど〜ん」と花火を上げる音がした。豊島園で打ち上げているのかなあ、と思い、見えたらラッキーかなと思いマンションの屋上へ。
豊島園の方角を見たがそれらしきものは見えない。建物も邪魔をしている。8階立てのマンションで、回りにあまり高い建物はないはずなのだが。
エレベーター室の上にあたるもう一階分高い所に登った。音が聞こえた方向を見ると、遠くで花火があがっていた。豊島園とは違う方向だ。
その右側でも違う場所で花火が。暫く眺めて部屋に戻った。ビールとつまみでも持っていって、ゆっくりすれば良かったな。
話は変わるが、今年も11月に行われる“MTBフェスティバル”の案内が届いた。
毎年、文化の日あたりに緑山スタジオで行われるこのイベントも、仲間うちで楽しみにしているイベントだ。毎回行って、走って、飲んで、疲れてお腹いっぱいという感じだ。もうこのレースの時期だなーと思うくらい季節物になってしまっている。エントリー用紙を眺めていたら一昨年のレースでのことを思い出してしまった。
その年の“MTBフェスティバル”は11月3日に行われた。僕達“そるとぴーなつ”の面々は、毎年ソロクラスで走るのだが、年齢別のスタートのため毎回午後2時ごろまで待たされてしまう。当然(?)待ちきれずにビールを飲んでしまう。そして本番ではヘロヘロになるメンバーが続出なのだ。
今年は「それではイカン!」ということで、全員ペアクラスに出て午後はマッタリしようではないか、ということになったのだ。そうしてペアをどうするかで盛り上がったのはいうまでもないのだ。
このイベントについては何ヶ月も前から、“そるとぴーなつ”のカウンターで盛り上がっていたのだが、イベントが近づくにつれ、友人Hiroshiさんのホームページでも盛り上がりはじめていた。
Hiroshiさんは、スキー、MTB、キャンプと一年中外で遊んでいる多趣味な人で、掲示板でもレース当日おでんを作ることを書き込んでいた。僕はいつもご馳走になってばかりなので、こう書き込んだ。
「明日は 投稿者:ジョニー 投稿日:11月 2日(金)22時36分26秒
コーヒーセットを持っていきます。レース後のアルコールが一段落したら、コーヒーをどうぞ。自宅で使っている物一式持っていきます。明日の午後は、マスターと呼んで下さい。」
そして当日朝、予定より30分早起きしてコーヒー器具を洗った。レースの準備も終えて集合場所へ。車2台で緑山に向かう。
待ち合わせのセブンイレ ブンでHiroshiさん一行と合流。買い物をすませ、現地入り。タープを張ったりテーブルをセットしたりしているうちに、同行のXさんにも「ジョニーマスター」などと 呼ばれたりした。
そうこうするうちに、試走の時間が終わって、出走まで時間があり、案外寒いのでコーヒーをいれることにした。
マコトさんにお湯をお願いして、テーブルの上に道具を広げる。バンダナに包んでおいたポットやフィルターなどを取り出す。
その時僕の頭の中をショックが駆けめぐった。マコトさんに「フィルターペーパーを忘れて来ちゃいました」と告げる。お湯を沸かすのをやめて、レース後にコンビニに買いに行こうと思っていたら、マキシマさんがまだ来る途中だという情報を得た。急いで携帯に電話して買ってきていただいた。
ようやく準備が整い、再びマコトさんにお湯をお願いした。さっき仕舞ったばかりの道具を再び広げる。黒光りするコーヒー豆を確認しながらコーヒーミルを取り出そうとした。そして、僕の体をさっきの100倍くらいのショックが走った。
マコトさんに「ミル忘れちゃいました」と言うと「最低」という返事が返ってきた。レース前に激しくテンションが下がってしまう。
気が重いままレースを終えて、みんなでピットを撤収しブースに戻った。タープ の下でリラックスしているHiroshiさんやXさんに正直に「すみません。ミルを忘れました」と謝った。そうしたら「マスター失格だ!」と言われてしまった。
Hiroshiさん夫妻が用意してくれた、おでんを戴きながら(すごく美味しくて、持っていったカップ麺を食べる気がしなくなった)ビールを飲んだ。
みんなが一通り飲み食いして、のんびりしだしたころ、僕は思い付いたことを始めた。そしてマコトさんにお湯を沸かしてもらった。
バンダナにコーヒー豆を多めに包んでプラハンマーでたたき始めた。中を時々見ながら超粗挽きまで砕いて、豆の用意は出来た。お湯が沸くのを待ちながらペーパーフィルターをセット。お湯をポットに移して、残りでフィルターにお湯を通す。バンダナから、こぼれないように豆を移して、ゆっくりお湯を落とす。豆全体に行き渡ったら少し蒸らして、お湯を落とし始めた。超粗挽きなのでゆっくり落とす。ポットのお湯を全部注ぎ終わり、後はマコトさんにお願いしてトイレへ。列が出来ていたので並んで用を足した。
戻ると、次のお湯を沸かし始めていた。けっこうおいしいと、“そるとぴーなつ”のマスター。案外飲める物が出来たらしい。
結局評判が良くて、豆を3回も砕いて飲んでもらうことになった。 おまけに「叩き割りミル珈琲」というネーミングもいただいた。
毎年このレースに行くと、仲間にこの話題を振られてしまう。今年もその時期がやってきた。楽しみだ。
今年もいい時間を過ごせそうだ
Tuck & Patti / One For All