2003.09.27 Saturday
ヒトコケ13,000エンナリ
渋谷に行く前に池袋でピックアップするものがあり、いつもと違うルートを走る。家を出てすぐ近くの踏切が開くのを待っていた。
電車が通過して遮断機が開くのを待って走り出した。朝の時間帯なので向こう側にも10人近くの人。すると、渡り切るところで、前から来る車椅子の人を無理矢理追い越そうとする男の子の自転車が、目の前に割り込むような形で入って来た。ブレーキを少しかけてギリギリで避けた。その瞬間、ハンドルの左がガードレールに触れて転倒していた。
半袖半ズボンだったので流血は必至だった。すぐに起き上がり被害をチェック。右肘から血が流れ始め、右膝の下の外側を擦りむいていた。「やっちまった!」と思い、すぐに「面倒だな」と感じた。流血している状態で動き回るわけにはいかない。
病院に寄るような時間の余裕はないので、すぐ近くのMTBプロショップに電話して消毒してもらうことにした。踏切が開くのを待って走り出す。ショップに近付いて、ふと下を見ると前輪も歪んでいたので外してお店に入った。
消毒液で傷口を洗い、ガーゼで押さえて包帯を巻いてもらう。肘の傷は治るまで時間がかかりそうだ。膝下は、踏切前後のザラメ塗装の路面上で転んだので、まるで大根おろしを使ったような細かい線が隙間なく入っていた。
治療の後は、曲がった車輪の修理だ。車輪の歪みを修整するための振れ取り台を使わせてもらう。数分いじってみたが、修整できる曲がり方ではないことがわかった。ハンドルがガードレールに触れた際に左を向いてしまい、進行方向に対して車輪が横を向いてしまった。オフロードをがんがん走っても平気な MTBの車輪も横方向からの力には弱いのだ。
オーナー氏が前輪を貸してくれるというのでお願いして、リムの交換をお願いした。夜までには仕上げてくれるという。
再び池袋に向かう。件の踏切ではさすがに緊張したがナニゴトもなく通過。しかし、トラブルは前輪だけではなかった。変速をしていて今ひとつ調子が悪いので、リアの変速機を上から見ると、内側に大きく曲がっていた。
降りてよく見ると、変速機の取り付け台座が曲がっていた。ここは交換できるようになっているので、とりあえずは両手で真直ぐに見えるくらいまで戻して応急処置をした。
仕事場に着いてもなかなか集中出来なかった。首にも軽いムチウチの症状が出始めていた。仕事もそれほど忙しくなかったので19時にあがらせてもらう。
20時前にショップに到着。リムとスポークを交換して組み直してもらった車輪を受け取り、借りた車輪を返した。
代金は、リムとスポーク、組み工賃を入れて¥13,000。痛い出費だった。気を引き締めて走れということなんだろうな。これは。
気を取り直して
Elvis Costello / Pump It Up
電車が通過して遮断機が開くのを待って走り出した。朝の時間帯なので向こう側にも10人近くの人。すると、渡り切るところで、前から来る車椅子の人を無理矢理追い越そうとする男の子の自転車が、目の前に割り込むような形で入って来た。ブレーキを少しかけてギリギリで避けた。その瞬間、ハンドルの左がガードレールに触れて転倒していた。
半袖半ズボンだったので流血は必至だった。すぐに起き上がり被害をチェック。右肘から血が流れ始め、右膝の下の外側を擦りむいていた。「やっちまった!」と思い、すぐに「面倒だな」と感じた。流血している状態で動き回るわけにはいかない。
病院に寄るような時間の余裕はないので、すぐ近くのMTBプロショップに電話して消毒してもらうことにした。踏切が開くのを待って走り出す。ショップに近付いて、ふと下を見ると前輪も歪んでいたので外してお店に入った。
消毒液で傷口を洗い、ガーゼで押さえて包帯を巻いてもらう。肘の傷は治るまで時間がかかりそうだ。膝下は、踏切前後のザラメ塗装の路面上で転んだので、まるで大根おろしを使ったような細かい線が隙間なく入っていた。
治療の後は、曲がった車輪の修理だ。車輪の歪みを修整するための振れ取り台を使わせてもらう。数分いじってみたが、修整できる曲がり方ではないことがわかった。ハンドルがガードレールに触れた際に左を向いてしまい、進行方向に対して車輪が横を向いてしまった。オフロードをがんがん走っても平気な MTBの車輪も横方向からの力には弱いのだ。
オーナー氏が前輪を貸してくれるというのでお願いして、リムの交換をお願いした。夜までには仕上げてくれるという。
再び池袋に向かう。件の踏切ではさすがに緊張したがナニゴトもなく通過。しかし、トラブルは前輪だけではなかった。変速をしていて今ひとつ調子が悪いので、リアの変速機を上から見ると、内側に大きく曲がっていた。
降りてよく見ると、変速機の取り付け台座が曲がっていた。ここは交換できるようになっているので、とりあえずは両手で真直ぐに見えるくらいまで戻して応急処置をした。
仕事場に着いてもなかなか集中出来なかった。首にも軽いムチウチの症状が出始めていた。仕事もそれほど忙しくなかったので19時にあがらせてもらう。
20時前にショップに到着。リムとスポークを交換して組み直してもらった車輪を受け取り、借りた車輪を返した。
代金は、リムとスポーク、組み工賃を入れて¥13,000。痛い出費だった。気を引き締めて走れということなんだろうな。これは。
気を取り直して
Elvis Costello / Pump It Up