草レースで完敗(乾杯ではない)そして河豚

 今日は、幕張での「ABCカップ」という草レースの日だった。去年の12月14日に参加したレースの、今年の初レースだ。

 7時50分にマスターと待ち合わせして出発。いつもは車の中で、ハイカロリーな甘いものなどを食べながら会場に向かうのだが、今回は早起きして、コーヒーを入れて、いつもの朝食を済ませてからの出発。出すものも出したので、体は軽くなっているはず。
 前回は渋滞していて、やむなく最短ルートを通ったのだが、今回はいつも通りレインボーブリッジを渡って会場に向かった。
 天気予報は、雨のち晴れ。降水確率50%だったのだが、なんとか降られずに済みそうだ。

 9時過ぎに会場入り。風が案外強いので、すぐには準備しないでゆっくりする。受付あたりで、某専門誌の編集者を見つけたので、デジカメをわたして撮影をお願いした。受付を済ませ、ゼッケンをバイクに取り付けて着替える。そのあと軽くコースを流してみた。前回不満があったところが見事に直されていてなかなかいいコースに変わっていた。
 そのあと、前回一緒に走ったクロダさんと今回初参加のスガヌマさんと一緒に試走する。

 10時半、一斉にスタート。渋滞を巧みに抜けて前の方に出た。マスターはスタート直後の渋滞が苦手なので、差を付けておきたいところだ。
 彼は、昨年事故で愛車を壊されていて(2003年10月18日〜の日記参照)、今回は新しいフレームでの初参加なのだ。今回は借り物ではない自分のバイクでの参加なので、かなり燃えているはずだ。

 走りはじめの感触は悪くなかった。ポジションが決まったバイクは乗りやすく且つ、パワーをかけやすくなっている。このペースを終盤までキープしたいところだ。路面も前回よりは走りやすい気がした。

 スタートして十数分過ぎた頃、胃のあたりがむかついて吐き気を感じた。我慢しながら走るうちに収まる。走りは前回に比べて良くなっていた。なにしろ、前に行こうという気持ちが長続きしている。

 レース中盤の折り返しのあたりでマスターが後ろにいるのを発見した。差を詰められているという事になる。なんとか逃げ切りたいが、これ以上のペースアップはきつい状況だ。ペースを乱さないように淡々とペダルを踏み続ける。修行をしているような心境だった。

 中盤から鼻水が出始める。グローブで拭き取るが、鼻詰まりは解消されない。口だけの呼吸では間に合わないのが有酸素運動だ。
 後ろにライダーがいないのを確かめて、手鼻をかむ。昨年9月21日以来(日記を参照して下さい)、約半年振りだがうまく飛ばすことが出来た。

 周回ごとにマスターとの距離が縮まっていた。そして、レース終了10分くらい前に、ついに抜かれてしまった。競り合えずにあっさりと差を広げられる。今日のマスターは速い!
 気持ちが切れないことだけを考えて、残りの時間を走り通した。

 年齢が一回り違う(同じ辰年なのだ)マスターに負けてしまったことは、ふがいないと思ったが、今日の自分は前回よりも調子が良かった。マスターがそれ以上に速かったのだ。現実を素直に受け入れて、次は勝ちたいと思う。

 昼過ぎにレース会場を出て、13時半には家に帰り、シャワーを浴びてサッパリしていた。ビールを飲みながら軽く食べる。


 夕方は、所属しているMTBのクラブ、“LYNX”の集まりがあるので、都営大江戸線で用賀に向かった。用賀までは青山一丁目で乗り換えるだけで行ける。便利になった。

 用賀の“BMX-RIO”で待ち合わせ。全員揃ってから、車で浅草の“八木”という河豚専門店に向かう。
 ここは、「料理の鉄人」で有名になった、某専門学校の職員であるスケさんの紹介だ。

 予約をしていたので、すぐに二階の座敷に通される。フグ刺し、フグ唐、フグちりにサービスの白子。ひれ酒までいただき、最後は雑炊で仕上げてデザートで〆。大満足のフグ三昧。長く、充実した一日だった。


2月の締めくくり
Azymuth / Algodao Doce

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ソッカイでかんぱち

 今月は29日まであるが、平日最後の日なので事実上の月末。今月から会社の振込処理などを、インターネットで処理するようになったので、前日から緊張していた。夜中に目を覚まして、うっかり登録していなかった振込先を追加したりした。

 昼過ぎに、すべての事務処理が完了。さすがに効率が良くなった。昼食のために“Poor House”へ。久しぶりに激辛カレーを食べる。美味である。
 食べ終わる頃に、大学の先輩であり、写真家のワタナベさんが来る。彼もカレーを注文。並んで漫画などを見ながらデジタル写真について、日頃疑問に思っていたことなどを聞く。デジタルならではという特性の話などを聞いて目からウロコがぼろぼろと落ちた。

 夕方に、新宿の取引先で打ち合わせ。少し前にボウモアを頂いたところ。終わったあと、そこの自転車担当の人としばらく談笑。今シーズンの体制などをきいて、ステッカーの提供などを決める。かわりにうちのステッカーを貼ってもらうのだ。

 せっかく新宿まで来たので、同級生の“かねぷう”が月・金のみアルバイトをしている飲み屋“SOCKEYE(ソッカイ)”に顔を出した。多分、一年振りくらい。
 ここは、釣りの世界では有名らしい“チャーマス”こと北村さんのお店だ。お通しで、いきなりかんぱちの刺身がでる。ビールを飲んでいるうちに、何も言わないのに、中落ちの煮物が出た。美味しいので、骨までしゃぶる感じで頂いた。
 ここで、“かねぷう”からびっくりするニュースを聞いた。彼女は今年、大学を受験して、ある大学の3学年に編入することになったらしい。驚いたが、新しい生活に挑戦するところに感動した。自転車通学をするらしい。気をつけてほしいと思う。
 おなかがすいたので、ピザを頼んで満腹して帰路についた。中身の濃い一日だった。


いろんなことを考えた
New order / Every Little Counts

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サムライ再び

 普通に出勤。前日の手術で貼っていただいた絆創膏はバンドエイドに張り替えた。それでも、いろんな人に「どうしたの?」と聞かれるので、「車とからんだ」とか「転んだ」とか適当に答えてみて、相手の反応を見た後本当のことを教えたりした。やんちゃ坊主になった気分。

 午後に、アドベンチャーレーサーのヨシ君が現れた。去年、試作品を使った某メーカーの製品版を持ってきてくれたのだ。(2003年7月18日の日記参照)いただけるものは頂いて、知り合いにまわそうということで、ありがたく頂いた。レポートで指摘したところが2・3カ所直っていた。でも、使いたいとは思わない。

 ヨシ君は、翌日からスペインでアドベンチャーレースに参加してくるらしい。例によって、直前までバタバタしているという。気をつけて行ってきてほしい。「侍魂(サムライスピリッツ)」のステッカーを作って持たせた。


太陽の祝福を!
Pat Metheny / Sunlight

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さっぱりとオペ

 ゆっくり起きて、朝食。シャワーを浴びて出かける準備をする。目的地は世田谷のはずれの方にある、皮膚科形成外科だ。といっても、顔を良くしてもらおうというのではない。
 もう5・6年の付き合いになる、額に出来ていた脂肪のかたまりを取る手術を受けにいったのだ。

 行った先は、等々力駅にちかい、オークボ先生のところ。彼は十数年来の自転車仲間で僕よりも10歳年上だ。大学病院勤務を経て、4・5年前に開業した。今までお世話になる機会はなかったが、額のコブを取るのは彼にお願いしようと勝手に考えていた。

 12時半過ぎに病院に着いて受付を済ます。すこし待っていたら、オークボ先生本人が呼びにきてくれた。
 診察室で向かい合う。久しぶりに会うのだが、何となくお互いにニヤニヤしてしまう。手術の手順とその後のスケジュールを簡単に説明される。赤いマーカーでメスをどう入れるとか額に書き込みながらの説明。メスを入れる方向は、額に出来る皺と同じ方向にして、目立ちにくいようにするという。
 「今日だけは、アルコールもほどほどにして下さいね。」というところが酒飲みなだけに、よく解ってらっしゃる。

 手術をする部屋に入ってスリッパに履き替え、手術台に横になる。患部にあたる部分だけ穴があいた布をかぶせられる。「麻酔は痛いよ〜」と言われていたが、本当に痛かった。体に力が入ってしまう。3・4箇所に局部麻酔。
 感覚がなくなった頃に引っ張られているような感覚。「今、開いています。ただの脂肪でしたね。全部取ってから縫います。」「取ったもの、見たいですか?」に、もちろんと答えた。

 額に絆創膏を貼られたあとに、さっきまで体の一部だったものと対面した。パチンコ玉くらいの大きさの黄色っぽい固まり。でこぼこしていた。
 帰り際に、もってきていたボウモアのハーフボトルを献上した。「これって、美味しいんだよね。」と嬉しそうだった。

 薬局で処方箋を出して、抗生物質と痛み止めをいただいて帰る。鏡を見ると結構腫れている。
 以前、デザインカッター(細かいカットが出来る切れ味のいいカッター)を太ももに刺してしまい、急激にその部分が腫れ上がったのを見ているので納得。人体の正常な反応なのだろう。今日は、切りひらいて、縫い合わせているから。

 “Poor House”でコーヒー。“そるとぴーなつ”でジン・リッキー。家で、ビール1本。今日はここまで。


スパッとね
Nelories / Fireblade Sky

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半ズボンで出動

 前日に続き暖かい予報が出ていたので、朝から半ズボンで出勤した。2ヶ月振りくらいか。例年、半ズボンでの通勤は4月位からということを考えると、温暖化という言葉が頭に浮かんでくる。

 迷彩柄の半ズボンに長袖インナーシャツ(ポリ系)と長袖Tシャツで丁度いいくらいの暖かさだった。薄着になったせいで文字通り、「一皮むけた」ような動きやすさ。気分よくペダルを踏む。

 仕事も調子よく進み、池袋のお店に物を届けて、締めは“そるとぴーなつ”。気分も体も軽く、気持ちがいい一日だった。


気持ち次第だ
5th Garden / Here Is Eden

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早起き

 前日、21時半に沈没したため5時には目が覚めてしまう。パソコンを起こしてメールのチェックをしたり、ホームページを巡回したりする。

 2度寝をしようとしたが、そのまま起きてしまい、そのタイミングを逃す。久々の2連休の2日目なのだが、今日は原稿書きが待っている。

 某自転車専門誌のムックの中で、「自転車が登場する映画」というコーナーがあり、前回は、「クイックシルバー」という映画について書かせてもらった。今回も頼みたいという事だったがビデオが届いたのが16日。今日まで見る機会がなく、締め切りは20日。今日書かないと間に合わない。

 昼までには見終わって、夕方には書き終えて、ビールを飲みに出ようという大まかな計画をたてた。休みの日には昼間からビールを飲んでいるのだが、今日ばかりは、やるべきことを済ますまで我慢だ。

 送られてきたビデオは「イル・ポスティーノ」。郵便配達人のことで、時は1950年代、イタリアはナポリ沖の小島が舞台だ。
 見始めてすぐに、見る気が失せてしまう。吹き替え版のビデオを送ってきたのだが、主役の声に作ったような違和感を覚えてしまったのだ。字幕版で主役本人の声が聞きたかった。DVDを手配してもらえば良かった。それでも引き受けてしまったものは書かなければいけないので我慢して見た。

 吹き替え版なのをいいことに、途中でメールを読んだりウェブを覗いたりして2時間。大体のストーリーはわかった。文字数が800字程度なので何とかなるだろうとタカをくくり、昼ご飯にする。
 食べたら少し眠くなったので、横になり読書をしながらうたた寝。なかなか書き出せない。


15時にヨッコラショという感じで書き始めた。だらだらと書いて、切ったり貼ったり直したり動かしたりしながら、なんとか体裁を整えた。カミさんに読んでもらおうとメールを入れておいて、シャワーを浴びて気分転換。すっきりした。

 いつものジャズ喫茶“Poor House”で、チーズの盛り合わせと赤ワイン。熟成されたいろいろなチーズを堪能した。一仕事終えたことでプレッシャーから解放されたこともあって晴れやかな気分だ。
 “そるとぴーなつ”でしばらく過ごし、ビールを買って帰宅。カミさんに原稿の感想を聞く。一カ所だけ引っかかるところがあったらしいが、おおむね好評だった。

 ビールを飲みながら「エースをねらえ!」を見る。全9話(短すぎる)の中の6話目なので、展開が速い。もったいない感じがしたが、名セリフ、決めゼリフの宝庫だ。あと3回でどんな終わり方に持っていくのか楽しみだ。

 原稿を手直しして編集者にメールで入稿した。締め切り1日前に仕上げてしまった。「先送り委員会・練馬支部」を名乗る僕としては出来過ぎの感がある。気分よく眠れそうだ。


なかなかに充実した一日
Pizzicato Five /優しい木曜日

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「ドラッグストア・ガール」と「リプレイスメント」

 “そるとぴーなつ”のマスターと映画を観に行った。場所は池袋・メトロポリタンプラザ8階の「シネ・リーブル池袋」。初回が12:35からだったので、マスターにも僕にも理想的な時間だった。
 待ち合わせ時間より少し遅れて到着。マスターがチケットを買って待っていてくれた。すぐに入り、後方中央寄りの席に落ち着いた。交代でトイレに行ったが、ここのトイレは外が見えて開放的で気分がいい。座席もゆったりめだ。

 「ドラッグストアガール」は予備知識なしで観た。宮藤官九郎の脚本で田中麗奈主演の豪華キャスト、ドタバタ・ホロリなストーリーだった。
 田中麗奈はCMではなじみ深かったけど、演じているのは初めて見た。正面からのアップの顔は、よく見ると鼻が曲がっている。まさか骨折したことがあるのではないと思うけど今までわからなかった。ちょい役の俳優陣も豪華。楽しんで演じたに違いない。見ているうちに彼女が可愛く見えてくる。
 この映画、若い人たちにも楽しめたと思うが、40代・50代にはたまらない面白さがあった。素直に楽しめた。オヤジたちの琴線に触れるものがあるというか。

 映画の後にはマスターとともにHMVでCDを物色。慣れていない店だったのでなかなか集中できず。キアヌ・リーヴス主演「リプレイスメント」のDVDが¥1500だったので、それを購入。それと、20年くらい前に聴いていた、“エルボウ・ボーンズ&ザ・ラッケティアーズ”の「ナイト・イン・ニューヨーク」が再発されていたので買った。そこで解散となった。

 昼食を食べていないので空腹だったが、用事があったので王子方面にむかって走り始めた。途中でラーメンでも食べようと思ったが、適当なお店がなかったので食べないまま王子で用事を済ました。
 普通、空腹状態で運動をすると「ハンガーノック」といって、急激に体に力が入らなくなる症状が起こってしまう。トライアスロンやマラソンなどの持久系の競技で、走行中に食料補給をするのにはそういった理由がある。(マラソンは、スペシャルドリンクという形で補給しているはず)
 その日の僕は、用事を済ませた時点でまだまだ元気な状態だった。16時半を回っていたこともあり、食事はしないことにして、早く家で落ち着くことにした。

 自宅近くの酒屋でビールとツマミを買い込んで帰宅。表現は古いが、カウチポテト族になる。
 ビールを飲みながら、「リプレイスメント」のDVDをプレイヤーにセット。ツマミはポテトチップスと焼き鳥の缶詰。鑑賞のセッティング完了。

 「リプレイスメント」はWOWOWで何度も見ていたが、いつも途中からだったので、始まりは新鮮だった。アメリカン・フットボールのスター選手達がストライキを決行。残りの試合を代理選手たちで戦うというストーリー。
 監督役のジーン・ハックマン、主役のキアヌ・リーヴスをはじめ、くせ者ぞろいの寄せ集めチーム。「アストロ球団」ほどではないが、「どぐされ球団」(知らない人がほとんどだと思う)くらいのハチャメチャなチーム。

 面白くて、ビールがすすんでしまい、気がついたら500ml缶を5本と350ml缶を4本消費していた。空腹状態からのビールはかなり回ってしまい、晩ご飯を食べて21時半には沈没。


ある意味幸せな一日
Elbow Bones And The Racketeers / A Night In New York

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モラルについて

 暖かくなり、体がよく動くようになってきた。メールを打ちながらチャリで走る人々に憎しみを覚え、運転しながらメールを打っている奴らには殺意を覚える今日この頃だ。

 今日の出来事。いつもの出勤ルートを走っている時に、路地から出てきた車が歩道を塞いでいて、人が通れずに車が出て行くのを待っている状態になっていた。こういうドライバーには困る。

 仕方がなく車に気をつけながら車道にはいる。歩道に入れるところまで左側を走ろうとするが、ここでも車の左側をあけないドライバーがいるために、右側を通る。渋滞して車は止まっているので危険は少ないが、あまりやりたくない通り方だ。オートバイや自転車のために左側をあけるのが、都内を走る車の暗黙のルールだったと思ったが、そういう気遣いもなくなりつつあるのだろうか。

 車の右側を抜けていたら、運転席のウインドーがするすると開いて目の前でタバコを投げ捨てられた。最低の行為。
 時々目にするが車についている灰皿を使わずに外に捨てる。自分さえ良ければいいという感覚。こんな人たちとは付きあいたくないし、この先かかわる気はない。こんなタバコ飲みが嫌煙に拍車をかけて、自分で自分たちの首を絞めている。周りに気を使わない人が増えた。

 子供を連れる親。小さい子供に社会のことを教えるのは親のつとめだ。人通りの多い歩道で、手をつないで横に広がって歩く親子3人。周りに迷惑をかけていることに気づかない。
 小さな子供を連れているのに目を離している母親。子供の動きは予測がつかない。自転車に轢かれる事故も起こりやすいだろう。それが出来ないなら、犬のようにリードをつけるべきだ。

 愛犬家にも言いたいことは多い。人通りが多いところではリードを最短にしてほしい。伸ばしっぱなしで邪魔な人が多い。多分、家族同様・自分の子供のように可愛がっているのだろうが、飼い主が気をつけないと怪我をすることになる。
 人がいるところでリードを外すのも言語道断な行為だ。例えば、小さくても犬が苦手な人はいる。普段外に出ることが少ない犬は、ストレスもたまるだろうし、怖がって逃げる人を「遊び」だと思って追いかけたりしてしまう。追いかけられている人にとっては、「それどころではない」恐怖だ。手などを甘噛みされた日には、パニック状態になり、手を引っ張って牙をさらにくいこませて怪我をひどくすることもあるのだ。
 僕の実家でも、物心ついたころから犬がいて、父親に厳しく教えられた。悪いことをしたら、その場で厳しく叱る。周りを良く見る。基本的なことだ。

 自転車に乗る人には、子供と犬に注意することをお薦めする。すれ違う時には最大限に減速して、相手に恐怖を与えないように、また、急な動きに対処できるように心がけてほしい。最後まで目を離さないことが大事だ。

 毎日、通勤で走る途中で、いやな場面を見ない日はない。みんなが好き勝手に動いている感じがする。

 メールでコミュニケートすることで、生の付き合いが減る。ますます、相手のことを考える感覚は希薄になってくるに違いない。決して携帯電話を敵視しているわけではないが、メール機能がモラルを崩壊させているのだと思う。どこまで崩れれば止まるのか。毎日考えずにはいられないことだ。


悩ましい
甲斐バンド / らせん階段

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マルコ・パンターニ

 自転車仲間のメーリングリストで“マルコ・パンターニ”急死の情報が入った。イタリア人のパンターニは自転車ロードレースの選手で、ダブルツール(同じ年にジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスの両方のチャンピオンになること)を成し遂げた最後のレーサーだった。

 決して体格的に恵まれているわけではなかったが、ガッツあふれる走り方には好感をもっていた。泣きながら走る(しかも速い)姿が中継映像で流れたこともあった。選手としてのピークの時期に、交通事故に遭ったりして2シーズンくらいを棒に振ったりしたが、その後ドーピング疑惑で走ることが出来ない時期もあったりしたが、近年復活のきざしがあった。
 ホテルの部屋で死亡しているのを発見されて、死因は薬物によるという見方が濃厚だということだ。悲しい。


 マイケル・ボンドの「パンプルムース氏対ハッカー」というミステリーを読了した。元警察官でグルメ雑誌の覆面調査員、パンプルムース氏と元警察犬ポムフリットが活躍するシリーズ物で、楽しく読んだ。
 その中で、編集長の「いいワインはけっして高くない、アリスティード(パンプルムース氏のこと)。高いのは悪いワインだけだ。」というセリフがよかった。「ワイン」のところを色々な言葉に変えて使えそうだ。


間違いだと思いたかった
Steely Dan / I Got the News

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ブルースブラザース

 仕事場で、この一月くらい放置してあった、Lo-Dの自走式レコードクリーナーを修理した。修理しようと思い、工具類が揃っている職場に持っていっていた。もう15、6年前に手に入れたものだからそうとう古いものだ。「Lo-D」というオーディオブランド自体が消滅している。

 ブツは、アナログ・プレーヤーの上にセットしたレコードの上を、スピンドル(ターンテーブルの真ん中の棒)を中心にして回転しながらブラシでゴミを取るという画期的なものだった。静電気を取り除くイオンを発生させながら、回転式のブラシでゴミを取っていくのだ。今の若い人は知らないだろうな。

 ここ何年も使っていなかったので、電池室も液漏れで接点が錆び付いていた。ここをヤスリで磨き直して新しい電池を入れてやった。
 動きは復活したが、パワーがない。ここはバラして清掃とグリスアップだと思い、バラバラにした。中はシンプルだけど、よく考えて作ってあった。ゴムのベルトを交換しようとしたが、なかなか同じ長さのものがなかったので、クリーニングしてそのまま使う。部品を脱脂(最近こればっかり)して組み直した。クリーナー本体を走らせるホイールのゴムも、清掃して、プーリーに接着した。

 全てを組み付け治した後のクリーナーは、調子が戻り、新品同様のパワフルな走りを見せてくれるようになった。
 これは、アルバイトのクニーちゃんのところで使われることになっている。

 ソウルミュージック大好きなクニーちゃんと「ブルース・ブラザース」の話をしていたら(一方的に一度見るべきだと薦めていた)、自分も見たくなり、遅い時間から見始めてしまった。
 PowerBookにDVDをセットして布団に持ち込み、ヘッドホンで音声を聴きながらのぐうたらな鑑賞。
 やっぱり、面白かった。ダン・エイクロイドとジョン・ベルーシのダサカッコイイ踊りがよかった。音楽も最高で、もう何回も見たのに新発見があった。細かいところまでの作り込みがスゴいのだ。グッとくる。布団の中でなければ踊りだしていたかもしれない。


古くてもいいものはいい
Prefab Sprout / The King Of Rock 'N' Roll

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