勿体ない

 月末のいつもの事務仕事を済ませて“Poor House”へ。赤ワインとチーズの盛り合わせを堪能して帰宅。

 トイレに設置してあったヒーターのスイッチを切った。冬場のトイレの寒さ解消に、以前から使わなくなったオーディオタイマーを使ってスイッチを切り替えていた。
 それが壊れてからは、オン/オフの設定が2つ出来るタイマーに切り替えた。夕方17時から午前2時までと、早朝5時から9時まで、うちのトイレは寒さ知らずだった。

 夕方、ロバート・B・パーカーのジェッシィ・ストーンシリーズ「影に潜む」を読み終えた。じっくり読みたかったのに2日で終わってしまった。勿体ない。


楽しむ
The Times / Enjoy

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さっぱりして、さらにサッパリ

 出勤前に、友人がやっている広尾の理容室“LOOP”で髪を切った。約3ヶ月振りだ。全体に伸びすぎていたのだが、中でも後ろ側が長すぎてどうにもならなかった。過去2回も予約を入れておきながら仕事を終えられずにドタキャンしていたので、今回は出勤前に時間を作って確実を期した。

 さっぱりとして渋谷へ。時間があったのでパルコ・ブックセンターへ。新刊の横積みで、ロバート・B・パーカーの「警察署長ジェッシィ.ストーン」シリーズの新刊を発見して、即買ってしまう。早速、昼休みから読み始めた。

 午後から雨が降るのはわかっていたが、用事を済ますのにバイクの方が便利だったので今日も自転車だった。降り出してすぐに、カミさんにビールを買っておいてくれるようメールを入れた。ずぶぬれの状態で酒屋に入って迷惑をかけたくない。

 残業して、出がけに帰るコール。風呂を入れてくれるよう頼んで仕事場を出た。上半身のみ雨具を身につけて走る。泥よけをつけることを忘れていたので、下から顔に向かって水が飛んでくる。ハンドルを握る手をグッと握り込むとグローブから水が絞られるくらい濡れた。レーシングシューズの中も洪水状態。だが、不思議と不快な感じはしない。

 帰宅してそのまま入り口で服を脱いで風呂場へ。湯船につかって音楽を聴きながら(風呂場にスピーカーをつけている)雑誌を眺めて暖まった。
 風呂上がりの美味いビールを味わいながら晩ご飯。布団に入って読書をしながら眠ってしまった。


スーっと穏やかな一日の終わり
Azymuth / Rede De Espera

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休みらしくのんびりした

 夕方に、ハジメさんのショップ予定地へ。山手通りをゆっくり走って玉川通り(R246です)に入り、三宿の交差点を左に。感じのいいお店が並ぶ通り沿いに、そのお店はあった。とはいえ、まだ内装工事中で、店舗前にはいろんなものが雑然と置いてあった。
 大きなテレビでMTBのビデオを流していた。90年代前半の懐かしいビデオ。この頃は面白かった。夢中で贔屓のライダーの情報を集めていた。

 ハジメさんの説明で、看板の設置場所や大きさの感覚がはっきりわかった。この大きさは大変そうだけど、面白そうだ。

 ゆっくりと来た道を帰る。暗くなったので発光ダイオードの点滅灯を点けて走る。仕事に向かうわけではないので決して急がない。バイクを操る感覚や路面の荒れ具合を味わいながら、小一時間で地元に戻ってきた。

 “そるとぴーなつ”へ。明日からマスターは、夫婦でニューヨークに行ってくる。6日間のお休み。毎日顔を出している、アサちゃんやコハタさんは行くところに困ってしまうに違いない。もちろん僕もだ。
 マスターは、チャンスがあればレンタルの自転車で走ってくると言っていた。帰ってくるのが待ち遠しい。


気をつけて
Sandii & THE Sunsetz / Perfect Strangers

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重い腰を上げた。重いモニターも上げた

 前夜は帰りが遅かったので寝坊する予定だったが、カミさんが仕事に行く準備をしている物音を聞いているうちに、喉が渇いたので起きて居間へ。水を飲んでメールチェックをしてしまったのが運の尽き。そのまま自動的にネット巡回を始めてしまった。繋ぎっぱなしは便利だけど意識しないと時間を浪費してしまう。

 小腹がすいていたのでインスタントの袋麺を作って食べた。ウインナーとネギ。鷹の爪を1本細かくして入れて、ピーナツペーストをたっぷり入れた。思いがけずコクのある味。
 読んでいたミステリーが佳境に入ったので布団に寝転んだまま読み続けた。

 昼は、残りご飯で卵炒飯。ビールとともにいただいて満腹。眠くなったので昼寝をした。

 朝、カミさんに模様替え宣言をしていたので17時くらいから始めた。少し前からテーブルに戻そうという話しになっていたのだ。
 うちのテーブルは、「サブロク」と呼ばれる大きいベニヤ合板の角を削って色を塗った安上がりのものなのだが、足をねじ込むタイプなのでテーブルにしたりちゃぶ台にしたりが簡単にできる。ちなみに、ノートパソコンを2台置いた状態で食事を広げることが楽にできる大きさだ。片付いていればの話しだが。

 奥からテーブル用の長い足を引っ張りだしてきて清掃。テーブル化に伴ってバカデカいテレビの位置を上げる必要があった。テレビが置いてあるのは、エレクターという、丸い棒にプラスティックのスリーブを固定して棚板を載せるタイプだ。まずは、棚の上のものを降ろして棚板を外す。

 テレビは、ソニーのモニタータイプのもので、チューナーは内蔵されていないので、ケーブルテレビのチューナーやらビデオデッキなどを繋いでいる。32インチのワイド画面なので恐ろしく重い。モニター側の配線を外してしまい、まだちゃぶ台状態のテーブルの上に一旦降ろした。これをさらに高いところまで持ち上げることが出来るのか。少し不安になった。

 それまでモニターが載っていたところには、レーザープリンターとインクジェットのプリンターを置いた。モニターが載る棚板は、椅子に座った時に見上げることがないような位置に固定。いい位置についたと思う。

 さて、問題のモニターだが持ち上げるだけなら何とかなった。しかし、それを真後ろにある棚板に載せるために腰をひねるのが危ない。ぎっくり腰の経験はないが、あんな重いものを落としでもしたらただでは済まない。
 考えた末に、ちゃぶ台上でモニターを回して、なるだけ回転させないように持ち上げる作戦を使うことにした。腰を緊張させながら持ち上げてひねる。モニターの一部を棚板の上に載せることが出来たのであとは簡単だった。微調整をして置き場所を決めて奇麗にした。裏の配線を元通りにして、画面と音声のチェック。

 ちゃぶ台から足を外して部屋を片付けた。すっきり見えないと模様替えの意味がない。
 長い足をつけて、天板裏にタオルハンガーなどをとりつけ。収納の工夫も安い天板を使っているので気軽にできる。邪魔なものを片付けて、いろいろと試行錯誤した末に、ほぼ満足のいく仕上がりになった。掃除機をかけて終了。

 シャワーを浴びて、ビールを買いに出て飲み始めた。すこしして帰ってきたカミさんも、入ってくるなりびっくりしていた。いやあ、楽しかった。

ニュースステーションの最終回。最後にふさわしい内容だったように思う。久米さんが最後に飲んだビールも美味しそうだったな。


心地よく疲れた時に
The Blue Nile / Automobile Noise

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ひたすら歩く

 朝方雨が上がったので、仕事場まで歩くことにした。少し前から週に一度くらい仕事場までの片道を歩こうと思っていたのだが、なかなか実現できなかった。
 いつも自転車ばかりなので、違う筋肉を動かしたいのと体のバランスを整えるのが目的だ。歩くことで背骨の曲がりが修正されるという効果も期待できる。重いメッセンジャーバッグを左肩で担いでいる僕の背骨は、多分曲がっている。

 GREGORYのバックパックを引っ張りだして、いつものメッセンジャーバッグの荷物を移し替える。両肩にかかる加重を均等にして、楽に歩くためだ。
 出がけに仕事場からの連絡で、トラブルの処理が必要になったので、パワーブックとスキャナーを持っていくことになった。ずっしりと重い。

 実は、3、4年前にも同じルートで数回歩いたことがあった。そのしょっぱなで、買って10年を越えたお気に入りのトレッキングシューズを履いて歩いた時のことだ。調子良く早歩きで歩いていたが、ゴムの経年変化による劣化はどうしようもなかったようで、渋谷の少し手前、初台のあたりでソール(靴底)の一部が剥がれだした。
 当然、普通に歩けるわけもなく変な歩き方をしてしまい、渋谷に着いた時には足の裏、親指の付け根あたりに空豆大のマメができていた。
 その後、ハイカットのスニーカーを履いて数回歩いたのだが、そのあとは続かなかった。

 再び歩く気になったのは、最近の体力低下を解消したいのと気分転換。それと、一年くらい前にレース会場の特売で購入した、SALOMONのトレッキングシューズがようやく足に馴染んできたからだ。

 さて、前置きが長くなったが就業時刻の2時間前に家を出て歩き始めた。ルートはいつも自転車での帰り道に使う、前回歩いたよりは少し短いコース。コンビニでペットボトルのドリンクを買って、片手に持ちながら本格的に歩き出した。
 歩き始めて30分が過ぎた頃に、MTBダウンヒルライダーのYANSから電話。翌日に控えた取材についての打ち合わせ。歩きながらなので息が荒くなっていて苦しくなってしまった。

 靴は快適で安心できた。ずっと履くと足が痛くなるということが続いていて、それでも時々履いていた。普通に履けることがわかって嬉しい。

 初台(甲州街道)を越えて下り坂を歩く。自転車だとさっと過ぎてしまうところが歩きだとよく見える。工事現場はMTBで走ると楽しいのだが、徒歩では歩きづらい。本当に年度末は工事が多い。

 約100分かかって仕事場に着いた。3年前より10分ほどの遅れ。早足で歩くと、腹筋と背筋を使うことがよくわかった。この筋肉は自転車で早く走るためにも必要なところだ。腰痛の予防にもなる。加えて、足の前の方の筋肉と大臀筋にも疲れを感じた。それなりの運動をしたので疲れはあったが、テンションはあがっていて、仕事中もそれが持続した。
 明日か明後日には全身に筋肉痛が広がっているだろう。機会があったらまた歩こうと思う。そのくらい気持ちがよかった。


外に向かう季節だ
PIZZICATO FIVE / Let's Go Away For Awhile

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その真相

 一週間振りの“そるとぴーなつ”。前回は記憶をなくしてしまったので恐る恐る顔を出した。

 カウンターには誰もいなかったので、マスターに失礼なことをしなかったか聞いてみた。「何の問題もないよ」という返事にひとまず安心した。
 ジン・リッキーからバーボンのオン・ザ・ロックスに切り替えながら、さらに話を聞いてみると、マコトさんが僕を送ってくれたらしい。衝撃の事実!恥ずかしい。会ってお礼を言わなければ。


歳を重ねることとは・・
Aztec Camera / Backwards And Forwards

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お墓参り

 実家2日目。昼前にカミさんが帰ってきた。しばらくゆっくりして蕎麦などを食べながら遅い昼食。今朝は寝坊させてもらったので朝ご飯がおそかったのだ。昼間のビールは本当に美味しい。

 供え物とお線香、雑巾を持って3人でお寺に向かった。黒御影石で出来た墓標は、埃や汚れが目立つ。水をかけ、雑巾がけをしてからお線香をあげた。

 僕は翌日の仕事のために夕方に出て、カミさんは入れ替わりで一泊する。休みを合わせられれば良かったのだが、急に休みを入れたのでずれてしまった。結果的には人が3日間いることになったので良かったのか。

 家に帰る前に近所の酒屋でビールを買って帰った。24時間振りにメールチェック。ビールを飲みながらのんびり。


ピアノの音色が美しい
Joe Sample / Night Flight

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「超高層ビル“ニョキニョキ”鑑賞会」

 お彼岸なのでカミさんの実家に行く。カミさんとは休みが一日ずれていたので一人で群馬へ。家を出るのが少し遅く、電車に乗り遅れてしまったので着いたのは21時前だった。

 風呂に入っている間に、少し離れたところにいる義妹が来ていて一緒に晩ご飯を食べた。高崎駅で買ったビールを飲みきってしまったら、お母さんが用意していたビールを出してくれた。いつものように次から次に食べるものを出してくる。
 いつもだと「お食べ地獄」になるところだったが、流石にタイミングがわかってきたので適当なところでストップしてもらい、苦しいことにならずに済んだ。

 久しぶりに「タモリ倶楽部」を見た。「仮面ライダー・ファイズ」の主役を演じた“イケメン”が登場。
 今回は、題して「超高層ビル“ニョキニョキ”鑑賞会」。イケメンのマニアックさに感動。イケメンは当時の超高層ビルであった霞ヶ関ビル(38階建て)を見るために大阪から上京したことがあったらしい。梅津かずおの漂流教室で登場していたのが霞ヶ関ビルだそうだ。高層ビルが文字通り「にょきにょき」と建ち上がっているように見える定点観測写真が面白かった。
 昔から変わらないこの番組、毎回見たいのだが、金曜日の深夜なので飲んでいるうちに見忘れてしまう。もったいないことだ。


のんびりとした夜
Linda Lewis / More Than Enqugh

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身につまされた

 朝から風が強いが気温は高い。Tシャツの上にチェックのシャツ、七分丈のパンツ。今年初めて、半袖+半ズボンで出かけた。

 池袋経由で渋谷に向かう。途中で新宿“マキシマサイクル”に顔を出して、マキシマさんと世間話。久しぶりだ。

 仕事場に着いたら、こなさなければならない仕事がテンコモリだった。残業は必至。閉店後にiBookをボーズのPC用スピーカーにつないで、ネットラジオを流しながらひたすら仕事。音楽があると残業も苦にならない。

 23時前に一区切りつけて、日が変わる前に帰宅。ビールを飲みながらメールチェックやらネット巡回。
 大学の先輩で写真家のワタナベさんのホームページで、愛猫が老衰で亡くなったことを知った。うちにも、人間で言えば中年くらいにあたるオス猫がいるので人ごととは思えなかった。死別の時は必ず来る。一緒に過ごす時間を大事にしなければ。

 週刊文春の販売差し止めは逆効果だったようだ。池袋のジュンク堂では即日完売だったという。いつもは翌週号が出るまで残るらしい。いろいろ思うところはあるが書かないでおく。


自由とは?
Deep Forest / Freedom Cry

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二日酔い

 明け方に目を覚まして愕然とした。“そるとぴーなつ”のカウンターから布団の中にワープしていた。やたらと楽しかったのだけは覚えているが途中からの記憶がない。やってしまった。去年のジョン・レノン追悼の「BEATLES NIGHT」以来だ。

 弟を駅まで送ったはずなのだが全く覚えていない。“そるとぴーなつ”で失礼なことをしでかしていなければいいのだが。次に顔を出した時のマスターの表情はどうだろうか。でも、なんとなく楽しかった気がする。

 トイレで用を足して水を大量に飲む。頭痛がひどかったので、ふらふらしながら布団に戻った。昼頃までうつらうつらしていたが、回復の兆しはない。甘いものが食べたくなったので、冷凍庫を探してアイスクリームをゆっくり食べ、再び布団の人になった。今日が休みで良かった。

 退屈なので、パワーブックを寝床に持ち込んで「万人日記」を読んだ。夕方まで眠ったり、ネットにつないだり、本を読んだりして過ごした。人間ポンプにならずにゆっくり回復していった。

 夕方。シャワーを浴びて、少しすっきりさせてから近所の酒屋に買い出しにいった。いつもより少ないロング缶とレギュラー缶を1本ずつ。カミさんにあきれられながらも晩酌。一日の締めはビール。


まっしろ
Naoko Terai / Stolen Moments

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