雪のなか新幹線で

 大晦日。正月2日からの仕事が決まっていたので、仕事を終え
て新宿駅でカミさんと待ち合わせた。中央線で東京駅。高崎まで新幹線
で行くのが早いという判断。大雪なのでダイヤの遅れが心配。

 東京駅の新幹線乗り場の前はかなりの混雑だった。並んで、予定して
いた時刻の指定席を買う。弁当とビールを買ってホームへ。
 ここで、乗ろうとしておかしいところに気付いた。新幹線がホームに
停まったまま動かないのだ。表示を見ると、僕らが乗ろうとした2つ前
の便だった。大雪のせいで大幅に遅れていたのだった。ホームの駅事務
所にいって聞いてみたが、先に出る便の自由席に乗るしかなさそうだ。
 そういう状況は、指定席を買うときにきちんとインフォメーションす
るべきだ。まるで詐欺。頭にきたがクレームを付ける時間もないので、
自由席の乗り場に並んで席を取ることが出来た。ビールを飲みながら駅
弁で晩ご飯。高崎からの乗り換えには間に合いそうだ。

 駅で乗り換えの前に、思いついてタクシー会社に電話して予約。深夜
の悪天候時にはタクシーを使う人が多そうだ。
 駅を降りて改札へ。僕らの前を走って行った人がタクシーに乗ろうと
して断られていた。僕が予約した車。最初は躓いたがあとはスムーズ
だった。一年の締めとしては悪くない。

 カミさんの実家に着いて、暖かい部屋でビールを飲みながら母と3人
でテレビを見る。雨戸を開けて庭の照明をつけると綺麗な雪化粧。しば
らく3人で見とれた。一年が終わった。


いろんなことがあった
Ray Charles / It Was A Very Good Year With Willie Nelson

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スウィングすっぞー!(してきた)

 朝から年賀状のデザイン。このところ身内の不幸が続いていたので年
賀状を作るのは久しぶりだった。なんとか形に出来たので、シャワーを
浴びて出かける準備をした。

 13時過ぎに近所の駅で“そるとぴーなつ”のマスターと待ち合
わせ。『駅でマスターと待ち合わせ』なんて初めてだ。行き先はお台
場。新橋からゆりかもめに乗りかえる。
 駅を降りると、ホテル日航東京に向かう人の姿が多く目に入った。今
日は、映画「スウィングガールズ」キャストによる「First & Last
Concert」の最終日(2回しかやらないのだが)なのだ。
 会場の大広間前には、大勢のそれらしい人たちがたむろしている。開
演までにはまだまだ時間があったのでトイレに行ったりして時間をつぶ
した。

 そして、開場。久しぶりに持ち物チェックなどを受けつつ入場して自
分たちの席を探す。横長の会場の中央にステージ。パイプいすがぎっし
りと並ぶ。前後の感覚もものすごく狭くて「エコノミークラス症候群」
に陥りそうなほどだ。幸い、僕とマスターの席の前は通路になっていた
ので余裕がある。上着を脱いで椅子の下に押し込む。開演までは、パン
フレットを見たりしながら過ごした。

 ようやく会場が暗くなり開演。最初はステージ左右に設置されたスク
リーンに予告編の映像が流れる。第1部は音楽監督のミッキー吉野や
パーカッションの斉藤ノブらプロのミュージシャンによる演奏だ。ガー
ルズのレパートリーでは時間が短い故の構成。さすがにうまい演奏で心
地よく、眠気を覚えるほどだった。余裕の演奏。

 次は映画の中でも登場した自動車工場のフォークデュオ「シーラカン
ス」の歌。映画の中でも笑わせてもらったがかなり盛り上がる。
 そのあとは矢口監督を始めとする制作スタッフによる演奏。悪くはな
かったが、正直、ここは不要だと思った。

 休憩を挟んで第2部の“SWING GIRLS & A BOY”による演奏が
始まった。映画そのままのキャラクターとノリ。気持ちの良い演奏。彼
女たちも楽しんで演奏しているのが伝わってくる。
 メンバー紹介やら、メンバーによる一言コメントやら、演出ものが多
かったが、最後はオールスタンディングのノリノリで終了。楽しかった。

 “そるとぴーなつ”は1時間遅れで開店。前日のファーストコンサー
トに行った、クボさんとコハタさんも現れてカウンターで盛り上がっ
た。彼らはコンサートの様子を話したくてたまらなかったようだが、今
日僕たちが聴いてくるまで我慢していたのだった。


楽しい時間だった
スウィングガールズ&ア・ボーイ / Arrivee Des Caminneurs
(キャラバンの到着)

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忘年会〜コケオサメ

 仕事が終わった後、「チーム下り坂」(ゆる〜い自転車遊び仲間)の忘年会に合流した。電話で聞いたお店に入っていくと、いきなり「ジョニーさんが〜〜〜」の大声が聞こえた。連中は、お店の中で最もうるさい集団になっていた。

 皆に追いつくべく速攻で生ビール。一昨年の結婚以来、集まりに顔を出していなかったヤマモっちゃんもいた。最近プチ別居中といわれているイチグチ夫妻も揃っていた。いつもながら下らない話題で盛り上がり、日本酒にはいる。
 トイレに行っても、うちの連中の声だけは聞こえている。トンデモナイやつらだ。楽しくてあっという間にお開きの時間になってしまった。

 今年はこの仲間たちとも走りに行きたいものだ、と思いながら帰路についた。中野坂上を右折して下っている途中で、反対側の歩道にわたる横断歩道が青信号に変わった。
 バイクを倒し込んで渡っていると、そのまま転んでしまった。左の膝を打撲。恥ずかしいので速攻で起きあがり、渡りきる。スピードが出ていなかったのと、ズルズルと滑りながら転んだせいか、痛くはなかったし家に帰って調べても痣にはなっていなかった。おそらく今年最後の落車になるのだろう。


これがコケ納めだ
Everything But The Girl / Soft Touch

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のんびり休み

 休み。朝、ゴミを出しに出たあとは布団に戻り、「中山式快癒器」を背中にあて、首から腰のツボを押した。気持ちがよい。あまりの気持ちよさにそのまま2度寝に入り11時まで目が覚めなかった。

 起きたあとも食事も摂らずに布団の中で“スペンサーシリーズ”を読み続けた。昼過ぎに読了。次が読めるまで、また1年待つのだろうか。待ち遠しい。


間違いなく良い休日だった
Tuck & Patti / Holyday Paradise Found

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不安と恐怖

 久しぶりにクロスカントリー・レーシング用に組んでいるHAROで出勤。漕ぎの効率を重視したポジション設定のこのバイクはクラウチングがきつくて、体がナマっていることを思い知らされた。これを楽に乗りこなせるよう鍛え直さなければと思う。

 帰りにいつも停めているガードレールに回しているチェーン錠を外して帰ろうとして、グローブの片方がないことに気づいた。おしりのポケットに突っ込んだ状態で歩いてきたので、ロッカーまでを探しながら戻ったが見つからなかった。

 仕方なく素手でハンドルを握って走り出した。普段は真夏でも指付きのグローブを装着して走っているのに素手である。怖いのと寒さで緊張しながら走った。家に近づく頃には指先の感覚もなくなっていた。
 最近お気に入りのジャンプ場所も、テンションがあがらずに飛べなかった。グローブひとつでここまで気分が変わることに自分でも驚いた。少し神経質かもしれないけど。


変わるものなのだな
Changes / David Bowie

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次々と

 昼休みに目的の本もなく紀伊國屋書店。新刊本の棚を見ていたら、なんと、ロバート・B・パーカーの「探偵スペンサーシリーズ」最新刊が出ていた。早速買って、読みかけの本は後回しにすることにした。このシリーズはなじんでしまっているので、するすると読めてしまう。ゆっくり読まなければ勿体ない。

 夕方、ペインターのクラシナさんが現れた。急ぎで作るカッティングの依頼。この人のこういう行動には慣れているので、今回もそつなくこなすことが出来た。数年前には、入院中の僕を見舞いに来て、さんざん愚痴を垂れ流したうえ急ぎの仕事をさせた男だ。彼に関して人によっては好き嫌いがあるようだが、僕は彼の正直さ加減(良くも悪くも)が大好きで長くつきあっていきたいと思っているのだ。

 夜になり閉店まで一時間を切った頃に、イノウエさんがコーヒー豆を持ってきてくれた。彼女のアルバイト先で焙煎している美味しい豆だ。少なくなるとお願いして取りに行っているのだが、わざわざ持ってきてくれた。嬉しい。明日からまた美味しいコーヒーが飲める。


嬉しいことが続いた良い日だ
Life Of Surprises / Prefab Sprout

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辛子高菜とジャンプ

 新宿で仕事をするようになって気に入っている、博多ラーメン屋で昼食。辛子高菜を入れてすり胡麻をたっぷりいれて食す。替え玉は「バリカタ」で。麺の堅さを指定できるところも気に入っているところだ。紅ショウガは苦手なので入れない。今日は、会計の時に「辛子高菜」を買った。自宅でも使いたいと思ったのだ。インスタントの豚骨ラーメンで試してみよう。

 帰り。小雨が降り出したが快調に走る。いつも通っている工事中のビルの裏側を通ろうとしたら、囲いがはずされていた。工事前は、このビルの裏側からメインの通りまでをショートカットしていたのだ。
 早速、裏側から表通りへ。思わず顔がニヤケてしまった。このビルの表と裏庭の間が少し盛り上がっているのだが、盛り上がりの頂点がなだらかではなく尖っているのだ。絶好のジャンプ台!
 雨で濡れているのでおとなしく飛んだ。着地の後の急ブレーキは危険なので恐る恐るなのだが。楽しかったのでUターンして裏庭に向けてジャンプ。戻ってジャンプ。


通勤の楽しみが一つ増えた
Marcus Miller / Running Through My Dreams

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はしご

 前日は忙しく、仕事を終えて帰ったのは24時前だった。シャワーですっきりして晩酌。だらだらと飲み食いをしながらテレビを見ていたら3時を過ぎていた。

 というわけで、目が覚めると10時を回っていた。そのまま布団の中で本を読んだりウトウトしたりして過ごす。至福だ。

 夕方に、移転したばかりのプロショップ“M.D.S.”にステッカーを届けた。その後は休日のお楽しみ、行きつけジャズ喫茶“Poor House”でチーズの盛り合わせと赤ワイン。至福2。

 その後は、行きつけジャズバー“そるとぴーなつ”へ。去年から担当するようになった年賀状のデザインについてマスターと軽く打ち合わせ。
 ボトルキープしてある「メーカーズマーク」(バーボン)を、オン・ザ・ロックスでゆっくり味わいダラダラと過ごす。


休日はこんなはしごが理想だな
Ann Sally / The Days of Wine and Roses

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ながっちり

 新宿のお店を早番であがって、渋谷のお店の売り場マネージャーらと打ち合わせ。10月の末に、来年の一月いっぱいで撤退する旨を伝えていた。
 今までうちで請け負っていた、具体的な加工内容や外注先の引き継ぎを話し合い、お店を出た後にも外注先として取引を継続することで話はまとまった。

 お店を出たのが20時半過ぎ。バイクにまたがり帰ろうと思ったが、ふと思いついて渋谷のお店の出入り口に挟まれたアウトドアショップ“ファンクション・ジャンクション”に顔を出してみた。
 若社長のサトシさんを発見。久しぶりなので話が弾んでしまい気が付くと22時近くになっていた。

 “そるとぴーなつ”。カウンターに座ると後ろから声をかけられた。顔は知っているが名前は知らない、元バイシクル・メッセンジャー。自転車イベントでも時々会っていた。
 話をしていたら、古い知り合いのメッセンジャーであるカツ君が今度結婚するという。彼は、(自転車便)業界最大手のティーサーブというところに初期の頃から所属していた。けれど、組織が大きくなるにつれ管理する仕事が増えてしまい、自分のスタイルとは方向性が変わってしまったので独立。“クーリエ”という会社を立ち上げた。
 彼自身が写真家ブルース・ウエバーのモデルになったりと、個性的なキャラクターなのだ。最近合ったことはなかったが嬉しい知らせだ。

 カウンターで、マスターに28日を空けておくようにいわれる。映画「スウィングガールズ」のライヴのチケットが取れたということは聞いていたが、僕を誘ってくれた。27日はファーストコンサートで、28日はラストコンサートという趣向だ。これは嬉しい!

 いささか飲み過ぎて帰宅。ビールを飲みながらつまみを食べていたら、急にオコゲ付きの御飯が食べたくなったので、一合分だけ鍋で炊き始めた。
 炊きあがったばかりの御飯を完食して満足。翌日は早番なのに大丈夫なのか?


嬉しいことづくし
Tuck & Patti / Live In The Light

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