2005.12.31 Saturday
大晦日
今年の大晦日は、久し振りに休みだった。去年は仕事が終わってから
カミさんに実家に行こうとしたが、雪のために電車が遅れに遅れて大変
だった。
ゆっくりめに起きて食事。元旦の夕方に、友人たちが来るので大掃除
をしなければならない。昼過ぎまでノンビリしてツナギを着込み、掃除
を始めた。
まずは窓。霧吹きに中性洗剤少しと水を入れ、窓に吹き付けてスク
イージーで水を切る。外側は完璧。内側も拭き掃除した。
JBLの大きいスピーカーを拭いて、上に乗っているスーパーツ
イーターもきれいにした。位置を少し直し、スパイクピンの受けを置き
直してセット。上に1キロの鉛の固まりを置いて押さえる。オー
ディオマニアっぽい。
ついでに埃をかぶっていた真空管アンプのメンテナンスも始めた。モ
ノラルのパワーアンプなのだが、左右チャンネルそれぞれに4本
の真空管がささっている。真空管を抜き取り、埃を拭き取ってきれいに
した。ピカピカだ。本体を拭き掃除して、真空管が刺さっている接点に
洗浄剤をスプレー。時間をおいて再度スプレーして洗い流す。乾燥した
頃に真空管を元通りにセットした。
ドキドキしながら電源を入れる。右チャンネル(右スピーカー)から
ノイズが出ているので、ボリュームを絞って真空管の玉を挿し直す。接
点の接触が良くなったのかノイズがピタリと止んだ。矢野顕子の
CDをかけてチェック。生き生きとした声がスピーカーから流れてきた。
まさしく真空管の音。復活だ。
台所にあるステンレスの棚に、カミさんが手こずっていたので手伝
う。長年の油汚れを落とすには力が必要だ。棚を外し、風呂場に入れて
洗う。いろんな物を駆使してピカピカに磨き上げた。ものを磨くのは気
持ちがいい。時間がかかったが、棚は完璧。
スピーカーが置いている部屋を片づけた時点で、もう暗くなってい
た。今日はここまでにして、居間の掃除は翌日に回すことにした。元旦
からの掃除もまた良し。
シャワーを浴びてさっぱりし、晩酌を始めた。見る番組がなかったの
で「紅白歌合戦」を見始めた。今年は司会者に、みのもんたを採用して
話題を呼んだが、相変わらずのコッテリとした演出だ。
意地の悪い見方だが、企業スポンサーがないのに視聴率を気にしてい
るのはおかしいと感じる。生活が多様化して、家族揃って「紅白歌合
戦」を観る率は下がってくるのは必至。下がったからと、必死になって
色々演出するのには無理があるし、時代の流れだと思う。番組スポン
サーがあるというのなら、気にするのは当然の話だが。
また、今回募集した「スキウタ」という企画。まるで、どこかの電話
会社の「○ウタ」をパクったようなネーミングでセンスのかけらもな
い。しかも、反映されないという矛盾。
そして、一連の不祥事で受信料不払いがおこり、財政的に厳しくなっ
ているはずなのに、大変な予算をかけて、この「紅白」を継続している。
「○○○は変わります」のようなキャンペーンを張っているようだ
が、受信料で番組を作っている立場をわかっているのなら、こんな予算
がかかる番組は、もう少し縮小してシンプルにすべきだと思う。この時
期に、こんな番組を作っている、ここの人たちの感覚は、やはりずれて
いると感じる。
考えてみると、飲み仲間のアサちゃんが関わらなくなった時期くらい
から、「紅白歌合戦」もつまらなくなってきたように思う。彼がコント
ロールしていたわけではないけど。
関係者の方には、時間を以前のように戻して(21時から
24時まで)、落ちついた番組に戻すことを提言したい。
↑というようなことを考えながらも、年越し蕎麦を食べて小休止。
23時を過ぎたので、暖かい格好をしてバイクにまたがり、バー”そると
ぴーなつ”へ。
ここは例年、大晦日の24時まで営業しているのだが、今回は朝
の4時まで開けるということだった。入っていくと、カウンターにはマ
コトさんとアサちゃん。みんなで格闘技系の番組を観ていた。
柔道出身同士の戦いは、地味で退屈だった。他のチャンネル
で"QUEEN"の日本公演を放送していたのでそれを観る。
日付が変わる直前にエンゾウさんが合流。次に気が付いたら、とっく
に新年になっていた。今回は"QUEEN"で新年を迎えてしまった。
今年はどんな一年になるのだろうか。後厄を無事にやり過ごしたいもの
だ。
マコトさんとアサちゃんがギターを弾き始めた。マスターも持ち出し
てきて加わる。そして、ブルースハープ奏者のエンゾウさんも、腰のホ
ルダーからハモニカを取り出してセッションに加わった。格好いい!僕
は楽器が出来ないので、正直うらやましかった。
みんなが楽しそうに演奏しているので、写真を撮り始めた。この雰囲
気を写し込むのが僕の仕事か。
途中、葛西からホンマさんが走ってきた。そして午前四時。暮れと正
月が一緒の長い一日が終わった。帰宅して布団に潜り込んだ。
新しい一年が始まった
Sting / Brand New Day (Live)
カミさんに実家に行こうとしたが、雪のために電車が遅れに遅れて大変
だった。
ゆっくりめに起きて食事。元旦の夕方に、友人たちが来るので大掃除
をしなければならない。昼過ぎまでノンビリしてツナギを着込み、掃除
を始めた。
まずは窓。霧吹きに中性洗剤少しと水を入れ、窓に吹き付けてスク
イージーで水を切る。外側は完璧。内側も拭き掃除した。
JBLの大きいスピーカーを拭いて、上に乗っているスーパーツ
イーターもきれいにした。位置を少し直し、スパイクピンの受けを置き
直してセット。上に1キロの鉛の固まりを置いて押さえる。オー
ディオマニアっぽい。
ついでに埃をかぶっていた真空管アンプのメンテナンスも始めた。モ
ノラルのパワーアンプなのだが、左右チャンネルそれぞれに4本
の真空管がささっている。真空管を抜き取り、埃を拭き取ってきれいに
した。ピカピカだ。本体を拭き掃除して、真空管が刺さっている接点に
洗浄剤をスプレー。時間をおいて再度スプレーして洗い流す。乾燥した
頃に真空管を元通りにセットした。
ドキドキしながら電源を入れる。右チャンネル(右スピーカー)から
ノイズが出ているので、ボリュームを絞って真空管の玉を挿し直す。接
点の接触が良くなったのかノイズがピタリと止んだ。矢野顕子の
CDをかけてチェック。生き生きとした声がスピーカーから流れてきた。
まさしく真空管の音。復活だ。
台所にあるステンレスの棚に、カミさんが手こずっていたので手伝
う。長年の油汚れを落とすには力が必要だ。棚を外し、風呂場に入れて
洗う。いろんな物を駆使してピカピカに磨き上げた。ものを磨くのは気
持ちがいい。時間がかかったが、棚は完璧。
スピーカーが置いている部屋を片づけた時点で、もう暗くなってい
た。今日はここまでにして、居間の掃除は翌日に回すことにした。元旦
からの掃除もまた良し。
シャワーを浴びてさっぱりし、晩酌を始めた。見る番組がなかったの
で「紅白歌合戦」を見始めた。今年は司会者に、みのもんたを採用して
話題を呼んだが、相変わらずのコッテリとした演出だ。
意地の悪い見方だが、企業スポンサーがないのに視聴率を気にしてい
るのはおかしいと感じる。生活が多様化して、家族揃って「紅白歌合
戦」を観る率は下がってくるのは必至。下がったからと、必死になって
色々演出するのには無理があるし、時代の流れだと思う。番組スポン
サーがあるというのなら、気にするのは当然の話だが。
また、今回募集した「スキウタ」という企画。まるで、どこかの電話
会社の「○ウタ」をパクったようなネーミングでセンスのかけらもな
い。しかも、反映されないという矛盾。
そして、一連の不祥事で受信料不払いがおこり、財政的に厳しくなっ
ているはずなのに、大変な予算をかけて、この「紅白」を継続している。
「○○○は変わります」のようなキャンペーンを張っているようだ
が、受信料で番組を作っている立場をわかっているのなら、こんな予算
がかかる番組は、もう少し縮小してシンプルにすべきだと思う。この時
期に、こんな番組を作っている、ここの人たちの感覚は、やはりずれて
いると感じる。
考えてみると、飲み仲間のアサちゃんが関わらなくなった時期くらい
から、「紅白歌合戦」もつまらなくなってきたように思う。彼がコント
ロールしていたわけではないけど。
関係者の方には、時間を以前のように戻して(21時から
24時まで)、落ちついた番組に戻すことを提言したい。
↑というようなことを考えながらも、年越し蕎麦を食べて小休止。
23時を過ぎたので、暖かい格好をしてバイクにまたがり、バー”そると
ぴーなつ”へ。
ここは例年、大晦日の24時まで営業しているのだが、今回は朝
の4時まで開けるということだった。入っていくと、カウンターにはマ
コトさんとアサちゃん。みんなで格闘技系の番組を観ていた。
柔道出身同士の戦いは、地味で退屈だった。他のチャンネル
で"QUEEN"の日本公演を放送していたのでそれを観る。
日付が変わる直前にエンゾウさんが合流。次に気が付いたら、とっく
に新年になっていた。今回は"QUEEN"で新年を迎えてしまった。
今年はどんな一年になるのだろうか。後厄を無事にやり過ごしたいもの
だ。
マコトさんとアサちゃんがギターを弾き始めた。マスターも持ち出し
てきて加わる。そして、ブルースハープ奏者のエンゾウさんも、腰のホ
ルダーからハモニカを取り出してセッションに加わった。格好いい!僕
は楽器が出来ないので、正直うらやましかった。
みんなが楽しそうに演奏しているので、写真を撮り始めた。この雰囲
気を写し込むのが僕の仕事か。
途中、葛西からホンマさんが走ってきた。そして午前四時。暮れと正
月が一緒の長い一日が終わった。帰宅して布団に潜り込んだ。
新しい一年が始まった
Sting / Brand New Day (Live)