大晦日

 今年の大晦日は、久し振りに休みだった。去年は仕事が終わってから
カミさんに実家に行こうとしたが、雪のために電車が遅れに遅れて大変
だった。

 ゆっくりめに起きて食事。元旦の夕方に、友人たちが来るので大掃除
をしなければならない。昼過ぎまでノンビリしてツナギを着込み、掃除
を始めた。

 まずは窓。霧吹きに中性洗剤少しと水を入れ、窓に吹き付けてスク
イージーで水を切る。外側は完璧。内側も拭き掃除した。

 JBLの大きいスピーカーを拭いて、上に乗っているスーパーツ
イーターもきれいにした。位置を少し直し、スパイクピンの受けを置き
直してセット。上に1キロの鉛の固まりを置いて押さえる。オー
ディオマニアっぽい。

 ついでに埃をかぶっていた真空管アンプのメンテナンスも始めた。モ
ノラルのパワーアンプなのだが、左右チャンネルそれぞれに4本
の真空管がささっている。真空管を抜き取り、埃を拭き取ってきれいに
した。ピカピカだ。本体を拭き掃除して、真空管が刺さっている接点に
洗浄剤をスプレー。時間をおいて再度スプレーして洗い流す。乾燥した
頃に真空管を元通りにセットした。

 ドキドキしながら電源を入れる。右チャンネル(右スピーカー)から
ノイズが出ているので、ボリュームを絞って真空管の玉を挿し直す。接
点の接触が良くなったのかノイズがピタリと止んだ。矢野顕子の
CDをかけてチェック。生き生きとした声がスピーカーから流れてきた。
まさしく真空管の音。復活だ。

 台所にあるステンレスの棚に、カミさんが手こずっていたので手伝
う。長年の油汚れを落とすには力が必要だ。棚を外し、風呂場に入れて
洗う。いろんな物を駆使してピカピカに磨き上げた。ものを磨くのは気
持ちがいい。時間がかかったが、棚は完璧。

 スピーカーが置いている部屋を片づけた時点で、もう暗くなってい
た。今日はここまでにして、居間の掃除は翌日に回すことにした。元旦
からの掃除もまた良し。


 シャワーを浴びてさっぱりし、晩酌を始めた。見る番組がなかったの
で「紅白歌合戦」を見始めた。今年は司会者に、みのもんたを採用して
話題を呼んだが、相変わらずのコッテリとした演出だ。

 意地の悪い見方だが、企業スポンサーがないのに視聴率を気にしてい
るのはおかしいと感じる。生活が多様化して、家族揃って「紅白歌合
戦」を観る率は下がってくるのは必至。下がったからと、必死になって
色々演出するのには無理があるし、時代の流れだと思う。番組スポン
サーがあるというのなら、気にするのは当然の話だが。

 また、今回募集した「スキウタ」という企画。まるで、どこかの電話
会社の「○ウタ」をパクったようなネーミングでセンスのかけらもな
い。しかも、反映されないという矛盾。

 そして、一連の不祥事で受信料不払いがおこり、財政的に厳しくなっ
ているはずなのに、大変な予算をかけて、この「紅白」を継続している。
 「○○○は変わります」のようなキャンペーンを張っているようだ
が、受信料で番組を作っている立場をわかっているのなら、こんな予算
がかかる番組は、もう少し縮小してシンプルにすべきだと思う。この時
期に、こんな番組を作っている、ここの人たちの感覚は、やはりずれて
いると感じる。

 考えてみると、飲み仲間のアサちゃんが関わらなくなった時期くらい
から、「紅白歌合戦」もつまらなくなってきたように思う。彼がコント
ロールしていたわけではないけど。
 関係者の方には、時間を以前のように戻して(21時から
24時まで)、落ちついた番組に戻すことを提言したい。

 ↑というようなことを考えながらも、年越し蕎麦を食べて小休止。
23時を過ぎたので、暖かい格好をしてバイクにまたがり、バー”そると
ぴーなつ”へ。

 ここは例年、大晦日の24時まで営業しているのだが、今回は朝
の4時まで開けるということだった。入っていくと、カウンターにはマ
コトさんとアサちゃん。みんなで格闘技系の番組を観ていた。
 柔道出身同士の戦いは、地味で退屈だった。他のチャンネル
で"QUEEN"の日本公演を放送していたのでそれを観る。

 日付が変わる直前にエンゾウさんが合流。次に気が付いたら、とっく
に新年になっていた。今回は"QUEEN"で新年を迎えてしまった。
今年はどんな一年になるのだろうか。後厄を無事にやり過ごしたいもの
だ。

 マコトさんとアサちゃんがギターを弾き始めた。マスターも持ち出し
てきて加わる。そして、ブルースハープ奏者のエンゾウさんも、腰のホ
ルダーからハモニカを取り出してセッションに加わった。格好いい!僕
は楽器が出来ないので、正直うらやましかった。
 みんなが楽しそうに演奏しているので、写真を撮り始めた。この雰囲
気を写し込むのが僕の仕事か。

 途中、葛西からホンマさんが走ってきた。そして午前四時。暮れと正
月が一緒の長い一日が終わった。帰宅して布団に潜り込んだ。


新しい一年が始まった
Sting / Brand New Day (Live)

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バイクいじり納めー今年最後の忘年会

 休み。ゆっくり起きてメールのチェックなどをしつつのんびりする。
21時半から新宿の仕事場の忘年会があるので、それまでの過ごし方を考
える。
 食事を済ませて、ごろごろしつつ読書。眠くなったらそのまま眠る。
目が覚めたらまた読む。の繰り返しが心地よい。

 夕方に、コーヒータイムの”そるとぴーなつ”へ。前日、仙台の二輪
工房・佐藤さんが持ってきてくれたラレーのジョン・トマック・シグネ
チャー(MTB)をいじりにいく。ここは広いのでバイクのメンテ
ナンス作業をしやすい。

 まずは、ジンリッキーをオーダーして、ケーブル類を短く詰め直す。
佐藤さんは、もちろんいい仕事をしてくれているのだが、このバイクに
関してはポジション変更はないのでギリギリの長さにする。佐藤さんの
セッティングは、プロとして、メカトラブルが起こりにくいマージンを
とっている。

 対して、僕の場合は「自己責任」のこだわりセッティングを施す。自
分がわかって使えばトラブルは起こりにくい。真剣にバイクをいじった
のは久し振りのことだが、納得がいくまでケーブルの長さを詰めて、フ
レームを這うケーブルが美しく見えるように取り回す。この、『ケーブ
ルがスムーズに流れて見た目も美しい仕上がり』が僕のこだわりだ。

 ジンリッキーをお代わりして、後輪のスペシャルホイールにかかる。
古いものを使っているので佐藤さんは耐久性を考慮して組んでくれた。
でも、僕には本来の性能を引き出すためのテンションが必要だったので
増し締めをすることにした。本来の性能を引き出す代わりにトラブルの
リスクを負うことになるが、『飛べない豚はただの豚』(ポルコ談)な
のだ。(佐藤さん。ナマイキを言ってスミマセン)

 ジンリッキー3杯目を飲み干した頃には、何とか納得出来るテ
ンションに持って行くことが出来た。ほろ酔いで帰宅。準備して渋谷に
向かった。

 宇田川町の「新藤酒店」へ。前回伺った時が最後かなと思っていた
が、年内にもう一度来ることが出来て良かった。生ビールにおでん。ジ
ンリッキーがかなり効いている。絶妙なタイミングでおつまみを出され
て、生ビールを追加。

 少し遅れて忘年会に合流。まだ始まったばかりだったけど、こちらは
すでに出来上がっている。ハイテンションの2時間。年末の忙し
い中、みんな頑張ったなぁ。スポンサーのノザワさんに感謝しつつほろ
酔いで帰宅。今日も濃い一日だった。


今年もお世話になりました
The Style Council / Our Favourite Shop

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音楽三昧な夜

 仕事を早番で上がり、走って帰宅。シャワーを浴びて着替え、パワー
ブックと電源ケーブルをバッグに入れて”そるとぴーなつ”へ。そう、
今夜は「JK Night」(ジョニー○○ナイト)というイベントの本
番なのだ。

 あれは11月のことだった。”そるとぴーなつ”のカウンターで
飲んでいる時に、隣でにいた”サッカー馬鹿”さんとマスター、僕とで
何か面白いことやりたいね、などと話していて、「○○ナイト」はどう
かという話で盛り上がったのだった。
 ずっと通っているジャズバーで、自分の好きな曲をかけることが出来
るというのは夢のような話でもあり、恐ろしくもあったが面白そうだ。

 一週間くらい前に本番の日を決めた。クリスマス等いろんな事が詰
まってきているので、今年中にやるとすれば今日しかなかった。パソコ
ンでチラシなどを作り、友人やお店に配り回った。

 20時半にお店に入った。店内にはダーツをやっている人が1人
だけ。カウンターについてパワーブックを取り出す。電源ケーブルを繋
ぎ、オーディオ出力端子を差し込んで準備は出来た。

 21時前に、前日表札を取り付けにいったヤマグチさんが現れ
た。早朝、二日酔いのため来れないというメールをいただいていたのだ
が復活したらしい。嬉しい。そして、時間きっかりに、職場の若手、ヒ
ロ君とアキちゃん、カミさんとその職場の係長が来てくれた。

 21時きっかりにiTunesのプレイボタンをクリック。映画
「DIVA」で知ったオペラの名曲「La Wally」が大音量で流
れ出した。やはり広い空間で聴く音楽は、自宅で聴くよりも開放感が
あって気持ちがいい。

 バイクで遊ぶ仲間「チーム下り坂」の面々も来てくれた。今年は一緒
に走っていないので一年ぶりだった。高田馬場の自転車屋さ
ん"MONKEY"のイマイズミさん一行3名様もカウンターで盛
り上がってくれた。

 飲み、話し、笑った2時間はあっという間に過ぎて、最後の曲「Time
To Say Goodbye」で僕の出番は終わった。あとは飲みに専念。緊張の
2時間だったが、来てくれた友人たちのおかげで楽しむことが出来た。
これは病み付きになりそうだ。


むむむ
山下達郎 / あまく危険な香り

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ほろ酔い根津から池袋

 目を覚まし、時計を見て驚く。明け方、目が覚めて読書をしていて二
度寝したのだが、10時半に小石川のヤマグチさん宅に表札の納品
と施工に伺うことになっていた。時計は9時50分を差して
いた。と思ったら、8時50分。助かった。

 朝食を済ませ、表札や取り付けのための諸々をメッセンジャーバッグ
につめて自転車。前回下見に行った時にはロードレーサーだったので今
回はMTBにした。池袋経由で護国寺を通り、不忍通りから春日通
りを右折。小石川植物園の横を登るとヤマグチさんの家だ。

 インターホンを鳴らしヤマグチさんに出てきてもらう。前回はなかっ
た木の柵が入口に出来ていた。キナコ(ヤマグチ家の愛犬)が道路に飛
び出さないようにという配慮だ。
 表札を取り出して取り付け場所を検討。コンクリート塀の目線より少
し下に合わせ、入口寄りに取り付けることになった。マスキングテープ
で取り付け位置をマーキング。水準器で水平を出す。
 表札の裏にはあらかじめ両面テープを貼り付けてある。温度が低いと
接着剤はなかなか固まらない。固まる前に下から流れ出すのを防ぐため
と、接着剤が固まるまで壁に固定するためだ。

 取り付けは接着剤(セメダイン・スーパーX=お勧め)を、壁面
と表札の裏側に塗りつけてしばらく置き、位置を確認して押しつけて終
わった。表札表面の保護シートを剥がして完了。僕も初めてのものを
作ったので写真を撮らせてもらった。

 部屋に上がらせていただき、コーヒーを御馳走になる。世間話をして
いるうちに昼をご一緒することになり、2人で自転車に乗って移動し
た。行き先は根津のお蕎麦屋さんだ。

 間口の狭いお店だが、中にはいると板張りの広い空間があった。席に
案内され、まずは熱燗をいただいた。昼間からこんないい思いをしてい
いのか、などという考えはすぐに消えてしまい、奥様も加わって会話が
弾んだ。焼酎の蕎麦湯割りを3、4杯飲んだあたりで田舎蕎
麦を食べた。黒々と太くてコシのある美味しいお蕎麦だ。蕎麦湯を飲ん
でシメ。すっかり御馳走になってしまった。

 3人で自転車。途中まで送ってもらい、近道を教えて頂く。走ってい
るとすぐに、サンシャインの裏側に出てきた。池袋のお店に物を届け
て、プリンターのインクを買い、家に向かった。

 家には久し振りの友人が来宅中で、短い時間だが楽しい時間を過ごす
ことが出来た。彼女は仕事に出かけ、僕は布団に潜り込み、読書をしな
がらウツラウツラ。これぞ休日!なのだ。


師走の忙しさもあったが良き日
Tuck & Patti / Holyday Paradise Found

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久し振りのオフ会

 休みだったのでゆっくりと起きた(つまり寝坊)。昼過ぎにスパゲッ
ティを軽く食べる。今日のオフ会は17時半スタートなので、軽め
にした。その後も布団に戻り、読書したりウトウトしたり。

 オフ会は、バイクで行くか電車にするかで迷っていたのだが、日記を
始めた当初のプロフィールに、「ほとんど自転車で移動云々・・」と書
いていたなと思い、走っていくことにした。いつもは七分丈のパンツを
はいているのだが、見た目で皆さんに寒い印象を与えてしまうのも良く
ないと思ったので、久々の長ズボン。

 出かける前に、そるとぴーなつでコーヒーを飲みながら読書。パワー
ブックを持って行き、3日後に迫った「JK Night」のため
の最終チェックをした。接続とボリュームを確認。iTunesでプレ
イリストを作っていたので、それを流すだけだ。新鮮味がなくなるの
で、マスターにも詳しいことは明かしていない。当日が楽しみだ。

 パソコンを預けて渋谷に向かう。音響チェックをしていたら、オフ会
スタートに間に合う時間ぎりぎりになってしまった。いつも帰りに使う
最短ルートを逆走。すでに暗くなっているので、ライトを点灯して走る。
 東中野駅の上を走っている時に、路地から若いヤツがミニサイクルで
飛び出してきた。無灯火で確認もなし。ブレーキを握ったが、前輪が相
手の自転車にヒットしてしまった。歩道なのでスピードは出していな
かったが、そのまま飛び出してくる自転車をよける反射神経はない。
(テメェは死にたいのか!という気持ちを込めて)「止まれ。ばか!」
と怒鳴ってしまう。それくらい言ってもわからないんだろうな。

 渋谷まではさらに安全運転で走る。人混みを避けたいので、駅近くで
は車道に入り、山手線をくぐる。東口の大歩道橋は、バイクをかついで
登り、井の頭線の線路が見える方に押していった。歩道橋で前方を歩い
ていた夢見家さんと同時に、会場の「成ル」に到着。時間きっかりの割
には誰もいない。

 ののさんと月乃さん以外はお会いしたことがあったので、僕としては
さほど緊張もなく始まる。コマルさんも久し振りだ。番さんは少し遅れ
て到着。
 一息ついたところで、お店からのサプライズメニューが登場した。こ
のお店で働いている、坊主さんのご長男ケニヤ君が捧げ持ってきたの
は、マグロの頭の丸焼き!高さ40センチはあろうかというカブト
焼きが大皿に屹立していた。すかさず坊主さんとケニヤ君、マグロのス
リーショットを撮らせていただく。ついでに「スキンヘッドVSマ
グロ頭」のツーショットもいただく。みんなが携帯電話を取り出したの
で、大テーブルの部屋は、撮影会のようになってしまった。

 マグロ頭は光る大テーブルの中央に置かれて、丁度、前に座っていた
コウ君が取り分けてくれた。最近、唇がカサカサの番さんには、コラー
ゲン豊富な目玉が渡る。マグロの口を開けて遊ぶコウ君。取り分けても
らった肉は魚肉らしくない「肉」という感じの味だった。
 このあとにはコースの「マグロの大カマ」が出てきたが、「マグロ
頭」でお腹一杯になったのか、みんな箸が止まっていた。

予定をかなりオーバーして9時前にお開き。10人が2
次回のカラオケに向かった。くりりんさんの「ボヘミアン・ラプソ
ディー」も聴けたし、好きなように歌わせてもらった。(幹事失格
か?) 翌日は仕事だったので、3次会は遠慮して走り出した。シメ
は”そるとぴーなつ”でネグローニ。

 そういえば、今回の幹事は2人とも自分の気に入ったジャージを着て
いた。坊主さんは背番号入りのラグビージャージ。僕はスウェットの上
にニットのサイクルジャージ。打ち合わせしたわけではないけど嬉し
かった。


ままぁ〜うーううう〜
クイーン / Bohemian Rhapsody

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熱く語る

 仕事が終わって、早い時間から飲み。御苑の入口近くの小さな居酒屋
で、久し振りの人と話をしながら楽しく飲んだ。美味しいお酒とつま
み。余裕を残してお開きに。

 いつもと違うルートで帰る。高田馬場にある自転車店”モンキー”の
前を通っていると、22時頃なのに灯りがついていた。これは顔を
出さないわけにはいかない、と覗いてみると、正面にカメラマンのカイ
ジョーさんの顔。自転車専門誌の取材と撮影だった。中に入れてもら
い、2、3カットの撮影が終わったあとに立ち話。

 店主のイマイズミさんや取材のタナカさん、カイジョーさんと、とり
とめなく話す。カイジョーさんと仲の良いカリスマライダーについて聞
いてみると、彼の近況を教えてくれた。最近はレースに出ていないのだ
が、活発に活動していると聞いて嬉しかった。彼とは'91年から
の付き合いだ。かつては世界のトップライダーと互角に戦っていた。僕
もレース会場に足を運んでいたな。あのころの熱さは、自転車業界から
消えてしまったようだ。
 ついでに今年の9月、カリフォルニアでジョニーTこと
ジョン・トマックに会ってきたカイジョーさんに彼の近況を聞いた。
15歳になった息子がモトクロスで活躍しているらしく、トレーラーを運
転してレースを転戦しているそうだ。まるでフカミさん親子のよう。母
親も自転車選手で、父親は伝説的なスーパーライダーなのだから、その
DNAを受け継いだ彼は活躍するだろう。楽しみが増えた。

 気が付くと日付が変わろうとしていた。時間を忘れて語り合った、こ
のひとときで、また自転車が好きになった。体力が続く限り、一生乗り
続けていきたい。


繋がっていくもの
Prefab Sprout / Cowboy Dreams

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同年代が3人集まれば

 お店を20時過ぎに出て渋谷へ。前回納品した商品に不備があっ
たので手持ちで持って行った。送っても良かったのだが、年末の挨拶も
兼ねて顔を出したかったのだ。

 お店に着いて、まず納品をし、担当の人に挨拶。模型売り場のアキバ
さんは今回も休みだった。来るたびに顔を出すのだがなかなか会えな
い。顔見知りを捜し、挨拶しながら下の階まで降りた。塗料売り場で木
材用の防腐塗料を購入し、渋谷での用事を終えた。

 早い時間だったので、宇田川町の”新藤酒店”。カウンターには先客
の女性が1人。生ビールで一息つく。つきだしは「おから」。新藤さん
は、カウンターの中で僕と女性それぞれの相手をしていたのだが、いつ
の間にか3人で会話するようになっていた。

 3人がほぼ同じ歳で、話題はどうしても、最近の若いやつらのモラル
の話になってしまう。確か、前回もそんな話になったような気がする。
『こんな事は常識だ』と思っていた数々のことが、壊れてしまっている
のだ。新藤さん曰く、「こうなったのは、団塊の世代と我々の世代の責
任だよ」。何故か説得力があった。
 若者だけではなく、自分の世代も含めた年配の人たちもおかしくなっ
ている。訳がわからない考えで、怖い事件が起きる世の中。変な奴らと
はかかわると怖かったりするが、自分なりに筋の通った生き方を目指し
たいと思う。


十重二十重に〜めくるめくは、ファンタジー♪
Spectrum / F・L・Y

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レース当日〜中身の濃い一日だった

 6時半に起床。お湯を沸かしてコーヒー豆を挽き、ゆっくりと
落とした。お湯で暖めておいたステンレスボトルに、淹れたてのコー
ヒーをつめてしっかり栓をした。大きめのマグカップに一杯強の量が
入った。
 ハムトーストで朝食。トイレをすませて熱めのシャワーを浴びて着替
えた。少し早めに降りて、近くのコンビニで水とコーク、甘めの菓子パ
ン(レース食)などを買い込む。ちょうど待ち合わせ時間だったのだ
が、ヤマの車がなかなか現れないのでバイクの前輪だけ外してマンショ
ン入り口の中で待つ。

 遅れてきたのはスピード違反でつかまったせいらしい。しかも、ルー
フキャリアの鍵が見つからなかったらしい。車内に3台を収納す
るので急いで後輪も外す。僕のバイクはサドルがひっかるので、シート
ポストも抜いた。ワゴンの荷室にフレームと車輪。後席の片側にも荷物
と車輪。いつもより少し遅れて出発。風が強い日だったので、ルーフ
ラックに乗せ(られ)なかったのは正解だった。高速道路では、軽のワ
ンボックスは横風にあおられてフラフラだった。

 幕張海浜公園のレースコースに到着。車を停め、バイクを出して組み
立て。すぐ隣は、毎回一緒のフカミさん親子。大きいキャンピングカー
で息子のダイキくんをレース会場まで送り迎えする。もちろん、マッ
サージや機材のメンテナンスなどもサポート。競技に集中出来る環境を
作っている。こんなに恵まれているライダーはなかなかいない。

 あまりにも寒く、風も強いので試走はせずに車の中で待機。ヤマと、
そるとぴーなつのマスターは走り始めた。普段はウォームアップは不可
欠なのだが、今日は寒すぎる。風邪からも完全には回復していないので
無理はしない。
 去年のこのレースでは、膝のウォーマーと長袖のアンダーをジャージ
の下に着けるだけで良かった。今年は足首までのレッグウォーマーにし
て、靴下は二枚重ね。上半身は長袖の上にさらにアームウォーマーを着
けた。スタートまではウインドベストを着ていて、スタート直前に脱
ぎ、背中のポケットに押し込んだ。

 今回は、ソロ、チームを含めて120人が一斉にスタートした。
スタート直後から前に行こうとするライダーで混雑。1コーナーから渋
滞が起こる。1キロくらいの周回コースなので、計測地点のシケインで
も渋滞。2周目あたりから全開で走れるようになった。とはい
え、体は冷え切っているので思ったように動かない。

 持久系の運動をしていると筋肉に乳酸がたまってきて動かなくなって
くる。ところが今回は、乳酸がたまる前に、寒さで筋肉が動かなくな
り、ペースが落ちてしまった。こんなことは経験がない。足と相談しな
がら、力の配分を加減して走る。
 加えて、寒さのために指の感覚がなくなり、ギアチェンジが思うよう
に出来なくなった。親指を主に使うのだが、レバーを押したつもりでも
空振りをしてしまう。それなりに、限界ぎりぎりの走りをしているの
で、細かく変速出来ないのは辛い。
 そして風邪気味のため、鼻水が出てきて鼻呼吸を妨げる。2年
前の「雨の軽井沢レース」(2003年9月21日の日記
を参照)で習得したテクニックを使い、何回もリセットしながら乗り
切った。

 体が動き始めた頃にレースが終了。今回も、応援の声で力をもらって
走りきることが出来た。ゴールした瞬間に咳が止まらなくなり、苦し
かった。ただ、走り終わったあとの気分は格別で幸せな感じだ。
 車に戻り、ヤマの奥さんが今朝焼き上げたパンを御馳走になる。ステ
ンレスボトルのコーヒーは熱くはなかったがほどよい暖かさだった。着
替えをしてレースの余韻に浸り、いつも会場で会う仲間に挨拶をして会
場をあとにした。


 13時半頃に帰宅。お腹が空いていたので饂飩を食べた。そのあ
とカミさんに付き合い眼鏡屋さん。小一時間かかり注文完了。帰宅して
布団に寝ころんで読書。極楽だ。うとうとしながら読んだり眠り込んだ
り。
 16時半頃に起き出して出かける準備。近所のMTBプロ
ショップのクリスマス&忘年会。酒屋で Bass&Co.ペールエール
を数本。赤ワインを買い、近くに出来たばかりの餃子専門店で焼いても
らう。20分ほど待ち、焼きたてを持ってショップに走った。

 ショップの中は物が周辺にまとめられ広くなっていたが人数が多いた
めに立ち飲み酒屋状態。レースで疲れていたのでだらだらと飲んでいる
のは辛かったが、ビンゴゲームまで我慢。みんなが持ち寄った物をビン
ゴが出た順にもらうのだが、自分が選んだ物を皆に公開するというお楽
しみ企画だ。
 中盤くらいまでは盛り上がりを見せていたが、後半は惰性でやってい
る感じ。このところ、色々とツイていた僕も、ビンゴが出たのは最後か
ら2番目というところ。ぐったりとしてしまった。

 20時くらいにお店を辞去し、そるとぴーなつへ。ゆっくり飲ん
でレースの話をした。これがないとレースは終わらない。ビールとはい
え夕方から飲んでいたので、バーボンを軽く飲んで早めに帰った。中身
の濃い一日はもうすぐ終わる。


ローリングローリング
ズボンズ / Why do they rock so hard?

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偶然の街角(70年代フォークデュオ風)

 昼ご飯のために外に出て、気に入っている千駄ヶ谷の博多ラーメン屋
「御天」(ごてん)に向かう。ところが開いているはずの時間帯なのに
シャッターが閉まっていた。がっかりしたが、気を取り直して靖国通り
方面に向かった。自転車の小物を買いに行くつもりだったので、その方
向は都合がいい。

 明治通りと甲州街道の交差点。歩道側は人が一杯だったので、車道に
出ると先客がいた。MTBでグリーンの塗装。「オオタケ」という
ブランドのフレームだ。もしかしたら、と思い彼の右側に回ると思った
通りシュウヘイくんだった。何という偶然!ラーメン屋が閉まっていな
ければ会えなかった。前日のサイコロゲームで負けなかったこととい
い、このごろツイている。一年以上会っていなかったので少し立ち話を
して分かれた。

 食事の後に、靖国通りの交差点にある自転車展でパーツ探し。カン
ティブレーキ用のブレーキシューを探していたのだが、1種類し
かなく、仕方なくそれを購入。フレームに付けるウォーターボトルも買
う。

 仕事が終わって、いつもの”そるとぴーなつ”へ。明日一緒に走るヤ
マがカウンターにいた。レース準備もあるので、ジンリッキーを一杯飲
んで退散。

 帰宅後、レースジャージや冬用のウォーマー類などを引っ張り出して
一安心。これで、翌朝にあわてないですむ。
 ビールを飲みながら食事。目覚ましをセットして、布団の中で、本を
少し読んで眠った。明日は6時半起き。


巡り会い再び(70年代演歌風)
Kajagoogoo / The Loop

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忘年会

 夕方近くに、そるとぴーなつ。コーヒーを飲みながらMTBのメ
ンテナンス。普段使っている時の不満も、不都合がない限り、だましだ
まし使ってしまう。きちんとメンテナンスすれば、はっきりわかるくく
らい調子よくなるのだが、普段の生活のなかではなかなか出来ないもの。

 今日は、変速機のケーブルを繋いだ。前3段、後ろ9段を
動かすためのワイヤーを張るのだが、ただ繋いで動けばいいというもの
ではない。適正なケーブルの長さや取り回しなども重要で、さらに、見
た目の美しさも必要だ。最近は、その美しさにこだわらない組み方のバ
イクも多くなったような気がする。ケーブルが「美しく流れる」という
のも大事なのに。

 予定の作業を一通りすませて、暫くのんびりする。夕方になったので
ジンリッキー。パワーブックを持ち込んでいたので、お店のアンプに繋
いでテスト。iTunesから音を出してみる。
 26日の夜に2時間ほどをいただいて、僕の好きな音楽を
かける。ジャズバーの雰囲気がその時間だけ変化する。名付けて「JK
Night」。「J」は当然ジョニーのこと。楽しみだ。


 夜になって渋谷に向かって走る。僕が15、6年くらい前
から所属しているサイクルツーリングクラブの忘年会。もう、13
年くらい幽霊部員状態だが、付き合いは続いている。
 19時半に待ち合わせ。参加予定の全員は集まらなかったので、
先にお店を確保することにした。しかし、忘年会シーズンの週末でこの
時間帯。色々と回ったが9人が入れるお店はなかなか見つからな
い。結局、原宿にあるヤスダさんの行きつけのロックバーに行くことに
なった。僕ともう1人はバイクで移動。他の人はタクシーに分乗して向
かう。

 お店はそこそこ混んでいて、テーブルとカウンターに分かれて座る。
生ビールと乾き物で始まった忘年会も、全員がテーブルに移った時点で
盛り上がってきた。サイコロゲームで負けると、ショットのバーボンを
飲むというのが始まってしまい、ヒートアップ。
 七分目くらい残っているハーパーのボトルを持ったヤスダさんがテー
ブルにやってきた。そして、座っている四人でゲームが始まった。
ショットグラスに注いで、サイコロ振り。単純なゲームだが盛り上が
る。何故か全然負けない僕に、「ジョニーさんが負けるまでやる」と言
いながら続けたが、とうとうボトルが空いてしまった。
 ヤスダさん、納得出来ないのかお店の常連の方に移動してゲームを続
けて負け続けていた。10盃以上は飲んでいただろう。

 お開きの時間になったが、彼がトイレから出てこないので僕が残って
待つ。出てきてもシートで眠り込んでしまっているので、メーカーズの
オンザロックスを飲みながらゆっくり待つことにした。
 目を覚ますまで待ち、意識がはっきりしているのを確認して走り出し
た。最初からバーで飲んでいたので、一次会と二次会が一緒になったよ
うな奇妙な忘年会だった。
 お腹が空いたので、近所の”羅毘徒軒”(らびっとけん)で、味噌
ラーメンと餃子。満足して帰宅した。
 読書をしながら布団に入ったが、例によって、1ページも読ま
ないうちに眠り込んでしまった。「寝よう」と思って寝たわけではない
ので寝た気がしなかった。


振り返ると奇妙な一日
Joe Jackson / Stranger Than You

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