動き回った

 朝からカッティングマシンの入れ元に問い合わせ。前日の夜に機械が
動かなくなったので、見に行ったのだが何をしても復活しなかった。マ
シンからのシリアルケーブルをUSBに変換するアダプターが壊れ
てるのだろうと思っていたが、果たしてそういうことだろうという答え。
 サポートの方には在庫がないということで、ありそうなところを輸入
元に問い合わせてもらった。僕としては池袋や新宿界隈の方が都合が良
かったのだが、やはり秋葉原のお店を紹介された。

 開店時間の11時過ぎに電話で問い合わせ。在庫を確認して取り
置きをしてもらい、用事を済ませてから電車に乗った。
 駅周辺で少し迷ったが、無事に手に入れて新宿に向かう。改札前には
メイド姿の女の子とツーショットを撮っている男の子たち。メイドたち
は増殖している。
 秋葉原と新宿は意外と近かった。売り場に入り、アダプターを接続。
マシンが復活した。

 自宅に戻り、バイクにまたがって高田馬場のプロショッ
プ”MONKEY”へ。ここのオリジナルのフレームが空いたので、試
乗させてもらえることになったのだ。
 もともとのブレーキを左右入れ替えてもらったり(僕は右レバーが後
ろ)、ペダルを付け替えたり、ライトのアダプターを乗ってきたロッ
キーマウンテン(MTB)から付け替えたりした。

 最近、お店の横に出来た立ち飲み屋に誘われたので、荷物を預けて隣
へ。かなり込んでいたが奥にスペースを見つけて生ビール。遅れてコジ
マさんも合流したので、さらに話が弾む。真面目な自転車の話や冗談の
ような変な話で盛り上がる。気が付くと23時を過ぎていた。

 試乗車は1ヶ月ほど使わせてもらえるので、自分なりに乗りや
すいセッティングを出して、大きいサイズを作る際のデータ作りに貢献
したい。東京の小さなショップのオリジナルデザインだが、海外メ
ジャーブランドの高級車と同等以上の乗りやすさがある。面白くなって
きた。


脳細胞が活性化するかもしれない
Madness / Our House

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一番楽しんだのは自分だった

 行きつけのジャズバー、”そるとぴーなつ”の音楽を担当させてもら
えるイベント「JK Night」の2回目だ。

 仕事を定時であがって着替え、バイクにまたがる。怪我だけはしたく
なかったので、スピードを抑え気味に走って帰宅。CDを焼いたり
しながらシャワーを浴びて着替え。今回は黒のチノクロスパンツを履
き、上半身は真冬用のサイクルジャージを着用。派手だが色使いが綺麗
なものだ。

 パワーブックを持ち、バイクに乗って、そるとぴーなつ。近くても
(徒歩一分)乗っていくのだ。階段を下りてドアを開けると、正面の
テーブルには仙台のたつおさんをはじめモンキー常連ご一行様が多数。
右手カウンターを見るとL字型のカウンターの長い方には、上海
から駆けつけた「バリ好き」のばり。止まり木は鈴鳴りだ。結構な人数
が入っていて、店内には楽しいオーラが溢れていた。

 自分のテンションも上がっているのを感じながら、バイクを定位置に
置いてパワーブックを取り出す。電源ケーブルと音声出力ケーブルを繋
いでカウンター内のCDプレーヤーの上に設置。カウンターで飲み
ながら操作ができるという寸法だ。開始直前に渋谷のお店のクボタさん
が現れた。声をかけていたわけではないので驚いた。

 21時きっかりにiTunesの再生ボタンをクリック。音量が
思うように上がらなかったので、仕切り直して最初から再生した。すぐ
に、プレイリストを隠すために、音に反応してサイケデリックな模様を
画面に描き出す「ビジュアライザ」を起動。次の曲がわかってしまうと
新鮮さも薄れてしまうし、この方が見た目に面白い。

 中盤に自転車仲間のゴンゾー・モリモトさんが現れた。そして、後ろ
から顔を出したのは愛媛県で車屋さんをやっているヒライソさんだっ
た!翌朝からの会議を控えてホテルに入ったのだが、出かけてくる気に
なったのでモリモトさんに声をかけたらしい。久し振りなのでテーブル
に移ってしばし談笑。他のテーブルにも顔を出して話したりで落ち着け
ない。体があと3つ欲しい。

 セレクトした曲半ばで、職場の仲間が合流した。このころには満席に
なっていたので、奥の壁沿いにあるカウンターしか空いていなかった
が、カップルが気を使ってくれたのでテーブル席に落ちつくことが出来
た。仕事場から直行したので、まずはビールで乾杯。
 遅れて前回も来てくれたアキちゃんとアルバイトのキハラ君も合流。
クボタさんもテーブルに移ってきたので紹介。同じ系列店の渋谷と新宿
の人たちなので、楽しめたようだ。

 23時頃、たつおさんはバスの時間が迫っているということで泣
く泣く退散。その前にばりのリクエストで2人を紹介出来た。2人とも
僕の日記への登場率が高いので、名前だけはお互いに知っていたのだ。

 23時半。最後の曲が終わった。拍手がパラパラと起こる。カウ
ンターの超常連アサちゃんにも喜んでもらえた。お店にいたほとんどの
人が顔見知りで、楽しい時間を共有出来た。みんなの笑顔を見ることが
出来て幸せだった。マスターがカウンターの中で、ビールをラッパ飲み
しているのも初めて見た。

 時間も時間だったので、帰る人がちらほら。職場テーブルに移動して
腰を落ち着けて飲んだ。1時過ぎに4人で羅毘徒軒(らびっ
とけん)へ。晩ご飯を食べていなかったので、味噌ラーメンが胃袋に染
みた。ウマイ。

 3人をタクシーに乗せて帰宅。読書寝。


幸せすぎて怖いくらいだった
Joe Jackson / Happy Ending

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スパイクはいい

 東京は先週末に大雪が降り、路面は凍結して気をつけないと危ない状
態になっている。ほとんどの道は雪かきされているのだが、人が通らな
いところや日陰には雪が残っていて凍結路になっている。
 昨日、愛車のタイヤをスパイクタイヤに付け替えた。このタイヤは、
5年くらい前に札幌のサムズバイクから取り寄せた物だ。1本に
300本のピンが打ち込まれていて、それでも700gと軽量(普通の
MTB用のタイヤでも600g前後)。買ったのはいいが、今まで使う
機会がなかった。

 ドキドキしながら走り始める。アスファルトの上では「バリバリ」と
うるさい音を出す。歩行者が気付いて道を空けてくれるのはいい。スパ
イクピンが付いていることにより、路面へのグリップが低くなっている
だろうからスピードは抑えめで走る。
 そして、歩道の幅全部が凍結しているところにさしかかった。長さ
10m以上の範囲がツルツルになっているところに乗り入れた。
 「!!!(喜)」普通に走れるではないか!ブレーキもきちんと効い
て止まることが出来る。足を着いたら滑るだろうけど、このタイヤなら
安心して走ることが出来そうだ。

 しかし、凍結路は見た目が怖いので、腕に力が入ってしまい疲れてし
まった。慣れるとよけいな力は入らないだろう。通勤ルートに5、
6箇所、こんなところがある。あと2、3日はこの仕様で走
れそうだ。

 午後、上海在住のバリ好きな”ばり”からメール。彼女のブログにし
ばらく更新しない旨書かれていたので、もしかしたらと思い携帯にメー
ルを入れておいた。成田に着いたばかりらしい。25日の「JK
Night」に顔を出してくれるようだ。楽しみだ。


デヴィッド・ボウイの名曲が新鮮
英珠 / Starman

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アッタマきた!(アイコン通り)

 紛失して14日に見つかった荷物について、売り場主任と話をし
たのは16日のこと。バックヤードで会った時に、「先日の件です
が」と切り出してきたのは彼。
 梱包されていた段ボールを取り出してきて、送り伝が箱に直接貼って
いなかった(箱に貼り付けているビニール袋に入れられていた)ので、
伝票が抜け落ちたのが紛失の原因だという。まるで『送った側が悪い』
と言わんばかりの態度だ。納品された伝票の控えはあるから受け取った
のは確かだ。それを紛失した責任はお店にあるはずなのだ。
 商品管理の担当者は、何度も内線をかけてきて気を使ってくれた。そ
れに引き替え、この主任はまるで他人事のようだ。自分たちに非がない
ような態度で謝りの言葉もない。やはりこの人はオカシいと思った。


 そして今日。お店は閉店後に始まる棚卸しの準備で落ち着かない様子
だった。今日は全員出勤で、店頭に出る人とバックヤードで棚卸しを始
める人とに分かれている。夜には専門業者が入って朝まで棚卸しをす
る。5、6年前まではお店を一日休んでやっていたことを、
最近は夜中にやるようになった。従業員の負担も大きくなっている。大
規模小売店舗なのに定休日なしというのは法律違反ではないのかな。

 そんなことはどうでも良くて、夕方に件の主任がやってきて話をして
いた時のこと。うちの方でイレギュラーな伝票処理をしたので、その確
認に来たのだが、ついでに以前からお願いしていた件の状況を聞いて
みた。
 しかし、言い終わらないうちに「今、それどころじゃない。事務局が
ばたばたしてる時に、そんな話をしたら断られるかもしれない。」と、
すごい剣幕で言い放つのだ。それには僕もイシイ君も唖然とした。

 去年の秋からお願いしていたことをなかなか進めてくれないので、資
料を用意して頼んだのが一昨日のこと。いつ頃わかるのか聞こうとした
のに最低の反応だった。テンパっているのはわかるけどひどい言いぐさ
だ。細かいことは風紀委員のように注意してくる(小物なのだ)。
 棚卸し後一週間あとなら話を持って行けるというのだが、冷静に考え
ると、忙しかろうが暇だろうが、頼んでいた件が決まるかどうかは関係
ないはずのことなのだ。自分のルーズさをごまかすような、こんな男と
一緒に働きたくないと思い、フロア・マネージャーに担当主任を変える
よう要求しようかと思う。


ストレスだなぁ
Elvis Costello And The Attractions / Little Atoms

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冬場のひきこもり仕様

 昼頃に、イシイ君からメール。行方不明の荷物が見つかった!(前回
の日記を参照) 彼女(新宿のお店の元契約社員)にヒントをもらい、
さがしたら出てきたという。詳しい話は後日聞くことにした。これで、
休日が台無しにならなくてすむ。

 最近ハマっていること。布団に入る時にフード付きのスウェットシャ
ツを着て、そのフードをかぶって眠る。暖かいし、寝坊したい時には
フードを引き下げると目隠しのようにも使える。
 皆さんにも、小さい頃、押し入れの中が妙に落ちついたという記憶が
あるとおもう。僕もよく押し入れに入り込み、布団の間で眠り込んだ
り、スペースがあるときにはミカン箱や電気スタンドを持ち込んで、読
書を楽しんだことがある。心理学的に分析したがる人もいると思うが、
快適なのでそんなものは関係ない。暖かくなるまでは、「フードで読書
寝」を楽しもうと思うのだ。(読書寝は、読書をしながら何時のまにか
眠り込んでしまう幸せな様子を表す僕の造語)


毎日の習慣だ
ズボンズ / Sleep Inside

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途方に暮れる

 11日に入荷しているはずの荷物が届いていない。昨日、仕事場
の納品場所やバックヤードなどを捜索したが出てこなかった。外注先に
配送伝票の伝票番号などを聞いて、宅配業者にも問い合わせをしたがお
店には納品済みのようだった。オーダーメイドの注文品で、週末にはお
客様に渡さなくてはならないもの。困ったことになった。

 朝から売り場主任に相談して、商品管理部門に捜索願を全館に配布し
てもらうことにした。間違えて、他の売り場の荷物に紛れ込んでいるこ
とも、可能性としてはある。手配書をパソコンで作り、商品管理部門に
持ち込んだ。顔見知りの人がすぐにコピーしてくれて、各フロアーの管
理職に回してくれるという。遅番の朝礼で聞いてもらえるタイミングだ。

 もし見つからない場合は、メーカーに再度製作してもらう手配もあ
る。今日いっぱい待って見つからなければ、手配してお客様にはもう少
し待ってもらわなければならない。

 夕方、件の表札のお客様が来店。連絡はもらっていないが近くに来た
ので寄ってみたとのこと。この場では、未入荷だが入荷次第連絡する旨
を伝える。朝から、正確には昨日から、この荷物の捜索がらみで仕事に
集中出来ない。

 結局はこの日見つからなかったので、明日出勤のイシイ君に後処理を
託してその日は終わった。納品を管理する部門の担当者は申し訳なさそ
うに、何度か確認の連絡を入れてくれた。それにひきかえ、昨日相談し
た、うちの担当主任は一応動いてくれたが、他人事のような感覚という
印象を持った。去年の10月に管理職になったばかりなので余裕が
ないのかもしれないが、不信感を持っている。

 そるとぴーなつで、ジンリッキーを飲んで落ちつく。明日は休みだ
が、荷物の件がはっきりするまで落ち着けないだろう。めったにない事
件だがあってはならないことだ。これからのこと(荷物の管理)を話し
合う必要がある。


何処へ?
Joe Jackson / Another World

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音楽漬け(80年代古漬け)

 休み。早朝、目が覚めたので読書をした。また眠るまでの短いこの時
間がいい。たった30分くらいなのだけど。

 昨日は今年初めて、お気に入りの博多ラーメン屋に行った。そう、僕
が「野獣」と勝手に名付けたところだ。相変わらずのこってりスープ
(けものくさい)で旨い。替え玉を2つでお腹も心も満足した。飼い慣
らされた味の博多ラーメンは、ここを知ってからはもう食べられない。

 その日の帰りはこの冬一番の寒さだった。耳が冷え、手先の感覚がな
くなった。これ以上寒くなるなら冬用のグローブが必要になってくる。
今年はどこまで寒くなるのだろう。

 結局明るくなるまで読んで、二度寝した。冬は布団の中が心地いいの
だな。しつこいくらいワンパターンだ。起きて、簡単な朝食を摂る。

 25日に決まった「JK Night2」のための選曲を始めた。
1曲目は始まり方が格好いい、Roxy Musicの”In The Midnight
Hour”に決めている。
 2曲目以降は、入れたい曲をピックアップしていき、それを
2時間強に収まるよう絞っていく。同時に曲順もいろいろと試して、繋
がりのいい順番に並べ替える。この作業は一日で終わるものでもないの
で少しずつ進めていくつもりだ。

 曲は手持ちのCDをアップルの「iTunes」に読み込ませた
ものから選ぶ。このソフトがあるおかげで選曲しやすく、プレイリスト
の管理が簡単になる。実際の作業は、「iTunes」の音を無線ラン
で「AirMac Express」に飛ばして、なんちゃってサラウンドの外
部入力に繋ぎ、サラウンドスピーカーから音を出してやや大きめの音量
で聴く。曲をクリックするだけで、結構な高音質の音楽が流れ出す。

 午後いっぱいかけて曲のセレクトをすませた。とりあえず、全部で約
3時間分。前回とだぶった曲がないかをチェックして、ひとまず本日の
作業は終わりだ。曲は見事に80年代中心だ。デヴィッド・ボウ
イ、スパンダーバレー、U2、プリンス、アズテックカメラ、デュ
ランデュラン、ヒューマンリーグ、ジョー・ジャクソン、パワーステー
ション、デペッシュ・モード、パステルズなどなど。懐かしく思う人も
多いはずだ。

 夜、「世界ウルルン滞在記」のスペシャルを見る。普段は座って、
アーダコーダ言っている人たちがホームステイするのだ。
 かつて、この番組名がわからなくて、カミさんに「ホームステイし
て、料理作って、泣く番組」と要約して聞いたら一発でわかったという
番組だ。この海千山千の回答者たちが泣くシーンが見られるのだろう
か、などと考えながら見ていた。

 後半、石坂浩二がスペインに出発するシーンが自宅を出るところから
始まった。玄関を出るシーンで映った表札は、渋谷のお店にいた頃に僕
が受注したものだった。その時は、体格のいい男性と女性がカウンター
に現れて、「自分が書いた文字で作りたい」というようなリクエストを
したのだった。
 声がやたらに通る人だなぁ、というのが最初の印象で「武藤」という
内容だったので最初は気付かなかった。話しているうちに彼の正体に気
付いたのだ。
 銅を使ったシブい表札を作ったのだが、それが画面に現れた。普段は
渡した後の表札を見ることはないのだが、実際に使っているものを見る
ことが出来て、素直に嬉しかった。新年からいい調子が続いているよう
だ。


これも80年代に良く聴いた
The Blow Monkeys / I'm So Glad

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It's Meaning of Life

 新年から2、3、4と3日連続の出勤だった。
今日から2連休なので、遅い正月休みを味わうのだ。

 前日は、新年初の“そるとぴーなつ”に顔を出し、“初ジンリッ
キー”や“初バーボン・オン・ザ・ロックス”を味わった。明日は休み
だと思い、つい深酒してしまう。

 二度寝、三度寝を繰り返して、起きたのは11時過ぎ。その後も
ダラダラと寝たり読書したりを繰り返す。
 年末にメンテナンスした真空管アンプを鳴らしたいので、電源を入れ
る。オーディオアンプは、使う1時間前には電源を入れて暖めるという
儀式がある。これは人間も運動前にストレッチをしたり体を温めるのと
似ている。

 起きて軽い食事を摂ったあとにCDをセットしてかける。真空管
アンプならではの厚みのある音がスピーカーから出てきた。決して大音
量は必要ない。気持ちのいい音量で味わうのだ。
 読書をしながらうたた寝する幸せ。人生の目的の1つであろうと確信
した。


No Life,No Music
佐野元春 / ニュー・エイジ

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初出勤後、期待はずれ

 2日から仕事。初チャリ通といきたかったが、前夜の深酒のた
めに気力がなく、電車で出勤した。バックヤードで会う人ごとに新年の
挨拶。売り場の管理職をさがして一通り挨拶をすませ、お店に入った。

 お正月2日の朝なのに、売り場は人で一杯だ。正月からよく出
かけてくるものだと感心した。僕の仕事だと、普通の人が休みの日に仕
事をすることになるので、休みの日にわざわざ出かける気にはならない。

 仕事は忙しくはなかったが、それなりにやることがあり、閉店時間ま
で働いた。去年は閉店後に工房のメンツ5人とカラオケに行っ
た。歌いまくって延長して満足したのだ。今年はその時のメンツのうち
2人は会社を辞め、他の2人は移動してしまい、残りは休みという具合
だったが、誘いをかけて飲みに行った。少人数だったので、居酒屋を出
た後に、開いているバーを探しカウンターで1、2杯。新年
の始まりとしては悪くない。そして、この10日に42歳にな
るので後厄だ。今年を無事にやり過ごしたい。というより、よくなるよ
うに攻めて行きたいと思う。

 帰宅後に、留守録をしていた「八犬伝」を見始めた。僕が最初に知っ
た「八犬伝」は、NHKで夕方からやっていた人形劇の「新八犬
伝」だった。人形は辻村ジュサブロー氏の制作で、語りは故・坂本九
だった。彼の黒子姿と名調子に、小学生だった僕はシビレたものだっ
た。「いざとなったら玉を出せ〜」とか、主題歌を替え歌にしたのを覚
えている。

 録画した映像を、ビールを飲みながら再生した。ジャニーズ系の子た
ちが出ていたが、「八犬伝」を取り上げているというので見る気になっ
たのだが、正直に言うと、物足りなかった。
 僕にとっては、原作がオドロオドロシイ「伝奇もの」というところが
魅力だったのだが、導入部のエピソードが省かれている。これがない
と、物語がチャチな人情ものに成り下がってしまうのだ。

 僕の記憶では、こうだった。敵に攻め込まれて篭城している里見の城
主が、進退窮まって飼い犬の「八房(やつふさ)」に、敵の大将の首を
取ってきてくれれば伏姫を嫁にやってもよいと言ってしまうのだ。彼
は、犬畜生には無理だと思っていたが、八房は首をくわえて戻ってきて
しまうのだ。

 畜生にした約束など反古にしようとする城主に対して、約束は約束だ
と八房と伏姫は山に籠ってしまうのだった。これが始まりで、なぜ犬な
のか(TBS的には戌年だから?)とか、この物語の異常さがなく
なってしまっている。しかも、渡部篤郎に至っては戦国時代の緊張感は
なく、頭上10センチに意識があるような台詞まわしだ。

 夜中になってしまったし、ツマラナイので途中で止めて眠ることにし
た。そういえば、昔読んだ「アストロ球団」も「八犬伝」を下敷きにし
たような漫画だった。全員にボール形のアザがあったり、仲間をさがし
てチームを作って行くところなどがそっくりだった。ストーリーも野球
漫画としては破天荒なもので、野球のルールを無視した内容もあったが
面白かった。
 ただ、野球は9人でやるスポーツなので全員そろうと「八犬
伝」ではなくなるのだが、9番目の球九郎が最後まで試合に出な
いことでつじつまを合わせてるのだろうか。
 「ジャコビニ流星打法」をおぼえている人は、僕と同年代か上の世代
だ。


今年も飲みます
ズボンズ / Circle X

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新年

 遅く起き出して、ぼーっとしながら食事。結婚した時に、自転車店の
会長さん(店主の父)より戴いた、錫のとっくりで熱燗をいただく。つ
もりだったのだが、カミさん、ぐらぐらと沸かしてしまったらしく、錫
の猪口が熱すぎて持てない。
 結局、日本酒は諦めてビール。朝からビールを堂々と飲めるのは、お
正月ならではだ。(休みの日に昼間から飲むことも多いけど)
 そういえば、カミさんのお母さんも常に(火力)全開の人だ。血を継
いでいるのだろうか。

 昼過ぎになってから居間に掃除機をかける。そしてフローリング部分
を拭き掃除。元旦から掃除というのも一年の始まりとしては悪くない。

 飲み会のスタートは16時からなのだが、時間通りに来たのは僕
と同じ場所で働いているアキちゃんだけだった。僕と同じで彼女も
2日から仕事。両親は実家に帰ってしまっているらしいので誘ってみた。

 少し経って、電話。大泉学園に住む、職場の元契約社員アイちゃんが
駅に着いたので迎えに行く。家に戻るとアサちゃんが来ていて、本格的
な飲みが始まった。アサちゃんは「両手に花」のポジションにいて楽し
そうだ。少し経ってから、”そるとぴーなつ”のマスターが現れた。外
は寒くなっているようで、重装備だった。

 ほぼ揃ったので、本日のメインの「鶏丸ごと鍋」を仕込み始めた。
ダッチオーブンの中に油を薄く塗って、鶏を丸ごと仰向けに入れる。今
回は丁度いいサイズのものが手に入らず、大きすぎるのだが、何とか収
まった。蓋をして弱火にセット。このまま60分くらいで「蒸し
鶏」が出来上がるはずだ。
 次に、大きな土鍋に昆布を敷いて、水を張る。鶏が蒸し上がる頃には
いい出汁が出ているはずだ。

 鶏が蒸し上がるまでは暫く飲み食いを続けた。タイマーが鳴りだした
ので火を止めて、鶏を土鍋に移した。ところが、鶏が大きすぎて完全に
は火が通っていなかった。鍋で煮込むから問題ないと思い、キノコ類を
入れてぐつぐつと煮込んだ。

 テーブルにカセットコンロをおいて鍋を出す。お玉で身を崩しなが
ら、キノコと共にいただいた。味付けは、ポン酢か塩でお好みにした。
なかなかの評判だ。
 鍋のシメにうどんを茹で始める。麺はふるさとの「五島うどん」だ。
細麺でコシがある。鍋の具が少なくなった頃に投入。熱々の細麺がま
た、鶏の出汁に良く合うのだ。

 食糧が尽きてきた頃に、オカジマさん登場。先月の「JK
NIGHT」にカミさんから呼び出されて以来、呼び出され癖がついたの
か。今回も、カミさんの電話一本で所沢からわざわざ来てくれた。律儀
な人だ。

 秘蔵のDVD「19XX 僕たちの懐かしのメロディー」をみん
なで見ていた。約3時間の長さだが、懐かしい映像に引き込まれ
る。最後はサッチモ(ルイ・アームストロング)の"Wonderful
World"が流れた。
 この歌を聴くと思い出すのは、映画「スウィングガールズ」のイノシ
シが登場するシーンだ。映画を見た人は皆思い出すだろう。すかさず
DVDを出してこのシーンから再生した。前夜の疲れでぐったりしていた
マスターも急に元気になり、映像のおかしさに一同大笑いだった。結局
最後まで見てしまった。
 映像を流すとみんなそれを見てしまい、会話が少なくなってしまう。
これが今回の反省点。仲良しで集まっているのだから会話を楽しみた
い。音だけで充分だろう。

日付が変わる直前に全員がいなくなった。こんな感じの新年は、義父が
亡くなって以来、久し振りだった。ようやく自分たちのペースが戻って
きたようだ。

 そんなわけで、相変わらずのジョニー家を今年もよろしくお願いしま
す。皆さん。


後厄の今年は落ちついた生活をしたいものだ
Bill Evans / Waltz For Debby

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