昨日は台風ライドを楽しむべく、チャリ出勤をしたのだが、帰りにト
ラブル発生。
雨がひどくなるのを待ちながら、だらだらと残業をしていたのだが、
なかなか荒れてくれないので、あきらめて職場を出た。雨の中。僕を
待っている愛車がかわいい。
チェーンロックを外し、メッセンジャーに取り付けているLED
ライトを点滅させる。HIDライトのスイッチを入れるが、点灯し
ない。朝の出勤時に使ったまま、スイッチを切ることを忘れていた。
台風の中、「闇を切り裂くライトを武器に激走」、というプランはあ
えなく撃沈。しかも前照灯がないという不覚。キーホルダーに付けてい
たはずのLEDライトも、数日前にロードレーサーに付けたまま戻
し忘れていた。
バッグに付けた、赤のLEDをハンドルに付けようかと思った
が、工具入れの袋に「サイリウム」を入れていたことを思い出した。そ
う、コンサートなどで振る、パキッと折ると光るヤツ。3、
4年は持ち歩いていただろうそれが役に立つときがきたのだ(強調)。
ハンドルにタイラップでぶら下げ、パキッと折ると、青白く光り始め
た。これで走ることができる
スピードは、「激走!」から「ポタリング」に変わったが、柔らかい
光を見ながら「なごみ走り」を楽しむことが出来た。
肝心の台風ライドは、東中野を走るあたりから雨脚が強くなり、よう
やく台風っぽくなってきた。台風銀座とよばれる土地で生まれ育った僕
にとって、東京の台風はそれほどに思えないので、満足度はいはひとつ
だったが
それでも地元に到着したときには、頭の先から靴の中まで水浸しだっ
た。ハンドルグリップを握りこむだけでグローブの水が絞れたくらいだ。
マスターには迷惑かもしれないが、そのままそるとぴーなつへ。バイ
クを入れて、トイレで乾いたシャツに着替えたのだが、歩いた後には
累々と水が垂れていた。いつもの場所にバイクを停めたのだが、今夜は
嵐の夜に港に入った船のイメージだ。
カウンターには、この天気にもかかわらず、顔見知りがいたのだが、
巨人・原監督の人相の話から、サッカー・オシムの話になり大激論。気
がつくと日付が変わっていた。濡らした床も乾き、パンツも体温で乾い
ていた。
いつの間にか飲み過ぎていたので、帰宅して湯豆腐のみで食事。読書
寝をしようとしたが、一瞬で落ちてしまった。
久しぶりの刺激
Typhoon / Port Of Notes