20日。4年近く働いてくれたアルバイトK最後の日。がんばってくれたけど、やめることに
なった後に細かいミスを頻発して最終日もやってくれた。去り際の美学というものを解せ
ない世代なんだろうけど、そういうところが子供だなと感じられて残念に思う
20時25分新宿発の湘南新宿ラインに乗り込んで高崎駅で乗り換え。安中駅に降り立った
それにしても寒い。歩き始めてすぐに耐えられなくなって、マフラーをグルグル巻きに
したら落ち着いた
キーンと引き締まった冷たい空気の中、iPodからきこえていたのはエルヴィス・コステロ
が英国の弦楽四重奏「ブロードスキー・カルテット」と共演したアルバム「The Juliet
Letters」からのナンバー。歩いている状況と弦の音が異様にマッチして鳥肌が立ちそう
だった
碓氷川を渡るとカミさんの実家は近い。暗闇の中LEDライトを出して鍵穴を探り、音を
立てないように入る
ストーブを点けて仏壇に線香をあげるとようやくゆっくり出来た。とはいえ寒さが東京に
比べて厳しいので眠る準備などを全て済ますと小一時間近く経っていた
ここ数年の愛用品。フード付きのスウェットは首元や耳が冷えないので冬場になると手放せ
ない。フードを被って眠るのはなんだか密室感があっていい。明るくなってもフードを目元
まで下ろすとさらに眠れてしまうのだ
新宿駅で買ってきた駅弁を出した
メッセンジャーバッグのなかで横になっていたので、ご飯が寄っているが気にならない
穴子の下に見えるのはイカそぼろらしい
静かなところなので真空管のモノラルパワーアンプにMB Airを繋いで音を出してみた
iTunesでイコライジングすると大きい音を出さなくてもいい音が出てくる。これは
気持ちがいい!
駅弁。正直失敗だった。ここは無難に幕の内弁当にしておくべきだったと後悔。量も足り
なかったのでカミさんの買い置きを戴いてしまった
しんしんと冷え込んだ、夜中の庭を見てみたくて照明を点けた
久々にiTunesのビジュアライザーを起動。暫し見ほれる
21日。早起きしてゴミ出しを。庭の木々から落ちた落ち葉が沢山のゴミ袋に入っていた
これをゴミの日に出すのが今回のミッションだった。インスタントのコーヒーで一服して
駅に向かうべく準備を始めた
家の裏側を流れる碓氷川。いまだ護岸工事のようなものが行われている
まるでエクササイズ・ウォーキングのようなペースで駅まで歩いた。電車はがらがらに
空いていて、高崎からの湘南新宿ラインは10分間の待ち時間で発車
4人がけの座席を占領してうとうとしながらの電車旅。都心に近づくにつれ混んできて
大宮ではほぼ満員になっていた
帰宅して食事を摂った後に昼寝。前夜、気持ちのいい音楽鑑賞で夜更かしをしたので
寝不足だった
夕方。そるとぴーなつで壁のディスプレイの入れ替え。初夏からのスーパーコルサには
しばらく休んでもらって、MONKEYのJK-SINGLEに交代してもらう。このバイク、前が
29インチ、後ろは26インチという変則的な構成の上にシングルギアなので凝ったフレーム
ワークの割には軽量で乗り心地がいい。しばらく自転車好きの目を楽しませてもらおう
今年のヱビスは気合いが入っている