2011.10.31 Monday
TOURE DE TAMA 2011
以前から一度は出てみたいと思っていた草レース、ツール・ド・タマに参加してきた。米軍の施設、キャンプ・タマで
年に2回開催される草レースだ。事前エントリーは全て英文字で記入、入口で写真入りの証明書を提示しないと入場が
出来ない
その日は朝の6時に集合。僕の長く重たいロングテールバイクは、そのために集合場所を合わせてもらった人の
トラックにそのまま載せてもらった
出発時は朝焼けが鮮やかだった。最近の雲は見ていて怖いような形が多い気がしている。キャンプ・タマのゲートを
抜けてイベントの会場に登っていく。緑が深い
フリーローダーバッグを外し、スタンドも取り外す。ペダルをビンディングタイプに交換してエア圧を落とすと
レース用ロングテールバイクになった
エントリーを済ませ、ゼッケンを取り付けた後にゆっくりとコースを試走。ロングテールバイクでも不自由なく
走ることが出来る、走りやすいコースだった
ボトルケージを広げようと引っ張ると、台座からビスが抜けた!もともと短めのビスが入っていたためねじ山を
痛めてしまった。ナイロンタイで縛って応急処置。暖かいときには気付かなかったが、バーテープと愛用する
トロイリーデザインズのグローブだと滑ってしまい、ハンドルを保持するのに握力を使ってしまう。レースでは
持たないだろうからナイロンタイで滑り止めの処置をした。出っ張りが指にかかって、しっかり握り込まなく
てもハンドルから手が抜けることはなくなった
直前にトイレを済ませてスターティンググリッドにバイクを置いた。ナナメにすればグリッドにおさまる
試走はのんびり走ったので気にならなかったが、レースは違った。1周目で脇腹が痛くなり全身に倦怠感が満ちる
走っている半分以上は基地のアメリカ人。けっこう走れる人たちだ。約1年前に比べて体重5Kg増し、体脂肪8
ポイント増加の自分がいかに走れなくなっているかを思い知らされた。心肺機能は下がってしまい、足が攣るまで
も追い込むことが出来ない。これが現実。結局25人中お尻から5番目くらいでゴール。充実感はあった
レース後は表彰式と景品の抽選。食事券と参加賞の引換券、抽選券が一緒になったものを握りしめて番号が呼ばれる
のを待つ。グリスガンを選んだ
記念写真で盛り上がっている人たち
食事はプレートを受け取り、大きなステーキやパン、サラダやビーンズなどをサーブしてもらい、スナックと飲み物が
付く。さらに、参加賞のTシャツまでもがエントリーフィーに組み込まれている
14時前には撤収して帰路につき、地元まで戻ってきた。帰宅して風呂を入れ、入りながらのんびりと読書。充実の
1日だった
僕のロングテールバイクは、サイドのバッグに工具類やスペアチューブなど、出先でのメカトラブルに対処出来る
ものを納めているのですこぶる重い。しかし、バッグを外して身軽になるとトレイルを軽快に走ることが出来る
だけのパフォーマンスを持っていることがわかった。これは収穫だった。レース中は、目立つバイクだったので
いろんな人に驚かれたり声援をもらった。『こんなバイクでよく走れましたね』的なことも言われたが、走って
いる限りは不利に感じなかった
オフロードをまともに走ったのは2年振り以上。草レースは4、5年振り。アドレナリンが出るような草レースにも
出るようにしなければと思ったのだ