ナナオ

1996年の6月頃にわが家にやってきたナナオ


9月24日、僕とカミさんが見守る中、19歳半で天寿を全うした







ここ2年くらいは認知症のような行動をとっていて、夜中に大声で鳴いたりしていたので

僕らは慢性的な寝不足だった


外見も、背中が山なりに丸くなってきて痩せてきてはいたが、食欲は旺盛。相当なお爺さん

なので食べた後にも「ごはんまだ?」という態度だった。ぼけていたんだ


*

*


22日夜。仕事から帰ると、カミさんがただ事ではない様子でナナオがおかしいと言ってきた

お風呂場の浴槽に横になったまま出てこないと


様子を見に行くといつもよりも反応が鈍い。自分で入っているので、そこが一番快適

なのだろうと、暫くそのままにした

夜中に動き回る気配がしたので徘徊していたのだろう




23日。帰ると同じように浴槽の中。前日よりは弱っているようで

その時がちかいことを覚悟した。カミさんも同じ気持ちのようだった








24、25日と連休を取っていたので、予定を取りやめてナナオと一緒にいることにした


もう浴槽に入りこむ力が無くて、洗い場で横になっていたナナオを

自分の布団に移動させた。横になって、時々起き上がるがまた横になることを

繰り返している。もう歩き回ることはできないようだ


時々指につけた水を口元に持っていくが、舐めようともしないので太ももの間に

はさんで数回口に入れた。食事はもう摂らない



添い寝して写真を撮った。Tacosのところのピストルを思い出した

夕方に呼吸が浅くなり、呼吸音が聞こえるようになってきていた




カミさんが仕事から戻り、一緒に晩酌。食事を終えてのんびりしていたら

視界の端でナナオが動いているのが見えた


ナナオのところに行き、もういよいよだと思いカミさんを呼んだ

2人でナナオに触れて体に手を置いた。ほどなくして呼吸が止まり

心臓の鼓動も無くなった


気が付いて時計を見ると、22時20分。ナナオは逝ってしまった




思いついて体重計に乗せると、2.2Kg。1か月前に量った時には2.8Kgだった

食欲はあるのに最高体重は4Kgくらいだったんだ



川の字になってその夜を過ごした






カミさんは翌日仕事だったので、赤羽にある動物霊園には僕が連れて行くことにした
続きを読む >>
| NANAO | 07:21 | comments(8) | trackbacks(0) |

10
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
Profile
UNIQLO CALENDER
New entries
Archives
Categories
Recent comment
Recent trackback
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
遙か南へ
遙か南へ (JUGEMレビュー »)
ロバート・R. マキャモン
ウェザーニュース
Mobile
qrcode
Links
Others
無料ブログ作成サービス JUGEM